吉本興業のお笑いコンビ・からし蓮根が、水曜にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)に、先輩芸人・侍スライスがゲスト出演。さまざまなトークを繰り広げた。
侍スライスは、東京から大阪に移籍したという珍しいコンビ。大阪に移籍した理由について尋ねられた加藤は、「『M-1グランプリ』で準決勝に進出した次の年にそれを超えられなかったから、『なにか変えなきゃ』という発想で」と答えた。
リーゼントがトレードマークの侍スライス・門田はかつて、出身地の愛媛県でヤンキーをしていたそう。あるとき「悪い仲間を断ち切ろう」との思いから母親の出身地である群馬県に移り、そこで出会ったのが加藤だった。ところが、会話のなかで加藤が元暴走族だったことが判明。思いもよらぬ展開に、門田は「『俺はこういう星のもとに生まれたのか』と感じた」と当時の心境を振り返った。
暴走族時代のことを聞かれた加藤は、「対立していた暴走族にバイクを燃やされ、集会には電車で行っていた」と驚きの回答。特攻服姿で電車に乗る様子を想像したからし蓮根・青空は「それはもうハロウィンやん!」と、笑いまじりにツッコんだ。
この日のトークテーマは、「お風呂に入るときに頭から洗うか、体から洗うか」。
「頭から」と答えた門田に対し、からし蓮根・伊織はリーゼントのセットにはどれくらいの時間がかかるのかを質問。門田によると、はじめのうちは1時間ほどかかっていたが、今では10分で完成するとのこと。以前、セットせず髪をおろした状態でライブのリハーサルに参加したところ、周りに気づかれなかったのだそう。この経験から、最近はリハーサルだけの場合でもリーゼントで行くようにしているという。
相方の加藤は「昔はお腹から洗っていた」と明かし、「昔はね、昔。今はそんなんやってない」と付け加えた。加藤の口ぶりに、青空は「いやそんな、コンプラ違反みたいな。自転車の2人乗りの話の感じ出さんといてください」と思わず笑った。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2023年10月18日放送回より
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侍スライス 大阪初単独ライブ『眼刄離益〜がんばります〜』
日時:11月26日(日)午後9時
会場:よしもと漫才劇場
チケット:前売り1200円 / 当日1500円 / 配信1200円
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