神戸市灘区の標高およそ850メートルにある人工スキー場「六甲山スノーパーク」で、23日、2023-2024シーズンに向けての雪づくりが始まりました。
六甲山スノーパークは、神戸の市街地からアクセスもよく、スキーやスノーボードなどを気軽に楽しめる「雪のテーマパーク」です。第1ゲレンデで始まった雪づくりは、氷の板を、いわば「大きなかき氷機」で1センチ前後の大きさに砕き、ゲレンデに積み上げ、高さ2メートルから3メートル程の雪の山を50ほど作ります。溶けないようにカバーをして、オープンの前日に雪上車でならして、ゲレンデを作り上げます。オープンの際には、幅20メートル、長さ260メートル、積雪50センチとなるということです。
運営する六甲山観光株式会社の担当者は「今年の猛暑で不安はあったが去年と同じ時期に雪づくりを始めることができた」とホッとした表情を見せていました。
また今シーズンは、六甲山スノーパークが60周年を迎えることから、様々なイベントを計画しており、運営会社は、昨シーズン並みの12万人、もしくはそれ以上の来場者を見込んでいます。
雪づくりは、24時間フル稼働で続けられ、12月2日にシーズン初日を迎えます。