食の取り方の重要性 「腸活」の視点と、指導者が語る育成年代の現状 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

食の取り方の重要性 「腸活」の視点と、指導者が語る育成年代の現状

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 健康・美容関連の事業を行う株式会社アーチプラスの代表・滝口貴光さんと、育成年代を中心に野球の普及活動などを行う一般社団法人野球まなびラボの理事・諸星邦生さんが、ラジオ番組に出演。「腸活」とアスリートの関係性や、最近の部活での食事の取り方などについて、持論を語り合いました。

一般社団法人野球まなびラボの理事・諸星邦生さん(写真左)、株式会社アーチプラスの代表・滝口貴光さん(同中央左)、番組パーソナリティーの中田仁之(同中央右)、西岡詩穂(同右)

「食事は腹8分くらいがいい」と言われる腸活は、たくさん食べて体重を増やすアスリートの食事とは対極にあるともいえます。しかし、結果に直接つながらなくても腸活はアスリートとの関わりが強いのだとか。

「何を食べるか」が重要視されがちな腸活ですが、滝口さんは「腸が嫌がる食事をやめていくこともとても大切」と語ります。発酵食品やヨーグルトなどの腸に優しい食品を食べるだけでなく「白砂糖や着色料を含むお菓子を極力避けて、腸が嫌がる食事を減らすことも十分腸活である」と、腸活はライフスタイルに合わせて誰もが始められるものだと持論を展開しました。

 一方で、子どもたちだけでなく部活指導を行う教員にも、栄養指導や食事の取り方を直接指導することが大切だといいます。

 長年にわたり、高校教員をしながら野球部の監督を務めてきた諸星さんは、時代の変化とともに高校生の体づくりのアプローチも少しずつ変化してきていると実感しているのだとか。例えば、諸星さんが行う野球の指導では、ピッチャー陣に対して週に1度、1時間半程度のヨガを取り入れているそうで、これは、ヨガを通して心身を落ち着かせることがけがの防止につながるためだといいます。

 食に関しても変化が出ているようで、従来のアスリートは「とにかく食べて食べて!」と体重を増やして体を大きくすることが求められていましたが、最近は、好きなものを食べたり、バランスよくきちんと食べることのほうが重要視されているのだそう。諸星さんは「野球に限らず、部活動に管理栄養士さんが入って栄養指導する場面も増えてきた」と語っていました。

一般社団法人野球まなびラボの理事・諸星邦生さん(写真中央左)、株式会社アーチプラスの代表・滝口貴光さん(同中央右)、番組パーソナリティーの中田仁之(同左)、西岡詩穂(同右)

※ラジオ関西『アスカツ!』2023年9月30日放送回より


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『アスカツ!』(ラジオ関西 毎週土曜午後8時30分~)
アスリートに特化したビジネススクール「Athletes Business United(R)(ABU)」学長の中田仁之とフェンシング元日本代表・2大会連続五輪出場選手である西岡詩穂がパーソナリティ。アスリートをゲストに迎えてさまざまなトークを展開する。
【番組公式Twitter】



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