秋の行楽シーズンに合わせ、兵庫県阪神北エリア4市1町（伊丹市・川西市・三田市・宝塚市・猪名川町）の特産品が一堂に集まる「ひょうご北摂魅力いっぱいフェア」（主催：兵庫県阪神北地域ツーリズム振興協議会）が3日、大阪市内で始まった。4日まで。初日の今日は、各地のご当地キャラが集結したほか巨大ルーレットも登場。 来場者の笑顔を誘っていた。
同フェアは、阪神北地域への来訪者の増加および地域特産品の認知度向上と消費拡大のため、各地の特産品を販売するとともに魅力ある観光情報を発信しようと、同協議会が例年この時期に開催している。今年は大阪・梅田のディアモール大阪内、ディーズスクエア（大阪市北区）に各地の特産品計92品がお目見えしている。
3日は三連休初日とあって、各地の産品を買い求めるなどして、阪神北エリアの魅力を再発見する来場者の姿が多く見られた。
賑わう会場では、兵庫県のマスコット「はばタン」をはじめ、伊丹市の「たみまる」、川西市の「きんたくん」、三田市の「キッピー」、猪名川町の「いなぼう」、関西エアポートグループ公式キャラクターの「そらやん」が来場者と触れ合い、記念撮影などに応じた。
さらに、直径180センチの巨大なルーレットも登場。アンケートへの回答で参加権を得た家族連れなどが、各市町の飲食店で使える食事券などの獲得を目指し、自分の背丈を超えるルーレットを回していた。
大阪府池田市在住の孫2人を連れて訪れた香川県の男性は、「昔、大阪に住んでいたので（阪神北エリアは）懐かしい。こんなに特産品があるとは知らなかった。いろいろあって見るのも楽しい」と話した。
また、阪神北県民局県民交流室の布村美穂さんは「特産品をきっかけに阪神北の各地域の魅力を知ってもらいたい。この秋、さまざまなイベントも予定されているので阪神北エリアに足を運んでほしい」と呼びかけた。
「ひょうご北摂魅力いっぱいフェア」は4日まで。開催時間は午前10時～午後6時。
4日には、シンガーソングライター・近藤夏子、インフルエンサー・ウラリエによるインスタライブが予定されている。
