吉本興業のお笑いコンビ・からし蓮根が、水曜にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)に、先輩芸人・吉田たちがゲスト出演。さまざまなトークを繰り広げた。
吉田たちとからし蓮根の付き合いは長く、からし蓮根・青空が兵庫県三木市に住んでいた大学生のころから同じライブに出演していたという。
当時はライブ終わりに大阪・なんばでよく飲んでいたが、遠方の三木市に住んでいた青空は終電が早かったため、いつもいそいそと帰っていたのだとか。吉田たちについて、青空は「いろいろと教えてもらったお兄さん」と懐かしんだ。
からし蓮根・伊織は芸人になってすぐのころにルームシェアをしていて、吉田たち・ゆうへいと同じマンションに住んでいたのだそう。あるとき、実家から送られてきたスイカをビニール袋に入れ、特になにも伝えることなくゆうへいの部屋のドアノブにおすそわけしたという。「マジで爆弾かと思った」と当時の心境を振り返ったゆうへいに対し、相方であり弟のこうへいは「暑中見舞い爆弾」とすかさずツッコみ。2人のテンポの良いやりとりに、スタジオは笑いに包まれた。
自身が双子だというリスナーからは、「同じく双子の友人と4人でよく遊んでいる」というメールが寄せられた。リスナーからの「双子の友だちはいますか」という質問に対し、こうへいは「友だちはいないけど、周りに双子はいた」と話し出した。こうへいによると、小学生のころ一学年下に男女の双子が2組いて、さらに一学年上には四つ子がいたため、「自分たちはキャラが薄いほうだった」という。このエピソードに、からし蓮根の2人は「双子なのにキャラ薄いんですか!?」と驚きつつも爆笑した。
この日のトークテーマは「ひとりごとを言うかどうか」。伊織の「ゆうへいがひとりごとを言っている姿をよく見かける」という言葉に、本人は「話しかけてくれよ」と思わずツッコみ。
一方のこうへいは、家の中で大声を出すことがあるのだそう。帰宅するなりソファに座り「だらっしゃぁああ‘*?&%%」と謎の言葉を発し、その後も「さ、シャワー浴びよ」など、ひとりごとを言いながら行動することを明かした。思わぬカミングアウトに、ゆうへいは「心配になるて」と声を漏らした。
飼っている犬に話しかけることも多いという伊織は、恋愛リアリティーショーを見ながら「『なんやこいつ』とか言っちゃう」と明かした。青空も、アイドルがテレビで小さなひと口を食べるシーンを見ると「うそつけ!」と言ってしまうそうで、出演者全員が“ひとりごとを言う派”という結果となった。
リスナーから寄せられたメールも含めた全体の意見を集計すると、ひとりごとを言う派は86.7%、言わない派は13.3%となった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2023年11月1日放送回より
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上方漫才大賞奨励賞受賞記念『吉田たちの生誕』
日時:11月13日(月)午後7時30分開演
会場:なんばグランド花月
チケット:前売り3000円 / 当日3500円 / 配信1500円
※からし蓮根ほか豪華ゲストも出演
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