2012年のメジャーデビューから、昨年10周年を迎えたGENERATIONS from EXILE TRIBE。このたび、同グループのパフォーマーとして活躍する中務裕太がラジオ番組に出演し、少年時代の思い出や10周年を迎えるまでの軌跡を語った。
1993年、大阪府出身の中務。幼いころにダンスを始め、2011年よりGENERATIONSのサポートダンサーとしての活動を開始。翌年、同グループでのメジャーデビューを果たした。現在は、卓越したダンススキルを活かし、すべての表現者=エンターテイナーを育成するスクール「EXPG STUDIO」のスーパーバイザーを務めるほか、俳優として映画や朗読劇に出演するなど活躍の場を広げている。
洋楽好きの母の影響もあり、「物心つくころには自然と音楽が好きになっていた」という。以降、アッシャーやマイケル・ジャクソンのパフォーマンスに感銘を受けたことを契機に、ダンススクールに通うようになった。
学生時代、「勉強はまったくしなかった」という中務。「頭の良い高校に行ってみたいという憧れはあったのですが、やっぱりダンスに集中することを選んでいました」と明かしつつ、当時についてこのように振り返った。
「早いうちに好きなことを発見できたのは良かったと思うのですが、今思えばもっとちゃんと勉強しておけば良かったなと後悔することもあります(笑)。勉強してこなかったくせに、ファンの方には『勉強と両立しなさいよ』と言ったり。どの口がっていう……(笑)」(中務)
その後、高校1年生のころに通っていたダンススタジオでLDHのスカウトの目に留まり、GENERATIONSへの所属が決まった。
10年にわたる活動期間について、改めてこのように思い返した。
「昔から、HIROさんに『謙虚でいなさい』と言われてきたので、それをずっと守ってきましたし、10周年を迎えた今だからこそ、さらに謙虚さを大事にしたいと思っています。それから、10年間ずっと、どれだけ疲れていても周りの人には極力優しくするように意識してきました」(中務)
今月21日(火)にグループ初となるミニアルバム『beyond the GENERATIONS』を発売するGENERATIONS。活動11年目を迎えたいま、「今年はGENERATIONSの集大成というか、これまでインプットしてきたものをすべて出し切る年だと思っている」ことを明かし、同作品についても「今までのすべてを詰め込んだミニアルバムになっています」とコメントした。
ファンに向けて、「10年間ずっと応援してくださっている方や、最近ファンになってくださった方、どちらも関係なく応援してくれる気持ちがあるだけでありがたいです」と感謝の思いを言葉にした中務。そのうえで、「僕たちにはまだ叶えたい夢があるので、これからも一緒についてきてもらえたらうれしいです」と熱量高くメッセージを送った。
※ラジオ関西『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』2023年11月4日放送回より