J1初優勝の神戸 FW大迫勇也がMVP、ベストイレブンに4選手など賞づくしのフィナーレ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

J1初優勝の神戸 FW大迫勇也がMVP、ベストイレブンに4選手など賞づくしのフィナーレ

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 サッカー・Jリーグの年間表彰式「2023Jリーグアウォーズ」が5日に行われ、J1初優勝のヴィッセル神戸から、FW大迫勇也選手が最優秀選手賞(MVP)に選ばれました。また、大迫選手をはじめ、FW武藤嘉紀選手、MF山口蛍選手、DF酒井高徳選手がベストイレブンに名を連ねるなど、11クラブ目のJ1制覇という栄冠を手に入れたクリムゾンレッドは賞づくしのフィナーレを迎えました。

 ヴィッセルから初のMVPとなった大迫選手。今シーズン、J1リーグ戦全34試合に出場し、22得点を記録。3度にわたってJ1月間MVPを受賞するなど、シーズンを通しての活躍が光りました。また、横浜F・マリノスのFWアンデルソン・ロペス選手とともに得点王のタイトルも獲得。MVPと得点王のW受賞は2年ぶり10人目のことです。

ヴィッセル神戸FW大迫勇也選手 ※「ヴィッセル神戸・優勝を祝う会2023」より (写真:ラジオ関西)

 大迫選手は受賞スピーチのなかで、チームに関わる人々への感謝を述べたうえで、「ヴィッセル神戸のJ1初優勝という素晴らしい歴史に関わることができて、本当にうれしく思う。34試合、1試合たりとも簡単な試合はなかった。毎日毎日、努力を続けて、練習を続けて、最後の最後まで刺激ある毎日を送ることができた」と、充実のシーズンを回顧。「Jリーグ優勝、最優秀選手賞、得点王をとることができ、素直にうれしい。引き続き努力を続け、また来年もこの賞を取れるように頑張りたい」と、チームのJ1優勝や、ベストイレブンを含む個人タイトル獲得を喜ぶとともに、来シーズンのさらなる活躍を誓っていました。

 一方、チームとしても、J1優勝クラブのヴィッセルは表彰セレモニーの冒頭で選手たちが壇上に並び、優勝の栄誉を称えられていました。優勝監督賞を受賞した吉田孝行監督は「ここにいる全員がMVP」と、ハードワークを続けてきた選手たちに賛辞を送っていました。

 そのほか、ヴィッセルからは、全34試合にフル出場し無警告だったGK前川黛也選手がフェアプレー個人賞を受賞。優秀選手賞には大迫選手、山口選手、前川選手、酒井選手、武藤選手とともに、DF本多勇喜選手、MF佐々木大樹選手も選ばれました。

 その中からベストイレブンに輝いた4選手は、「チーム、サポーター、ファン、家族の支えがあってこういった賞がいただけると思う。これからもこの賞を機会に、しっかりと頑張って、もう1回、2回と、ずっともらえるように頑張りたい」と酒井選手が述べたように、周囲への感謝を惜しまず。加えて、武藤選手は「その方々に恩返しができるよう、来シーズンもしっかり地に足をつけて頑張っていきたい。来シーズンも皆さんでJリーグを盛り上げていきましょう!」と、すでに2024年シーズンに目を向けていました。

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