神戸市 副市長に神戸大名誉教授の黒田氏 日本森林学会長など歴任 「SDGs」で市役所改革 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸市 副市長に神戸大名誉教授の黒田氏 日本森林学会長など歴任 「SDGs」で市役所改革

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 神戸市の副市長に、女性として初めて、神戸大学・名誉教授の黒田慶子さん、67歳が就任することになりました。

 6日の市議会本会議に人事案が提出され、同意が得られたもので、任期は2025年1月1日からの4年間です。

会見する黒田慶子さん(6日午後=神戸市役所)
神戸市の副市長に就任することになり、会見する黒田慶子さん(6日午後=神戸市役所)

 奈良県出身の黒田さんは、京都大学大学院を修了し、1985年に農林水産省に入りました。

 その後は、神戸大学大学院・農学研究科の教授や、日本森林学会の会長などを歴任し、森林をどのように守り、持続させるかを、およそ40年間研究してきたといいます。

 6日午後に会見した黒田さんは、「神戸市の身近な自然環境を、良い状態で子どもや孫の世代に渡したい。自然を学んで楽しむ機会が当たり前になるといい」などと話しました。

 そして、「SDGsをテーマに、政策の企画から実現、市役所のいろいろな改革まで、部署を横断した役割を期待されている。いろいろな価値観・考えを持つ人とコミュニケーションをとりながら、精一杯務めたい」と抱負を述べました。

LINEで送る

関連記事