11月27日から12月3日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所平均で2.18人で、前の週の2.01人から微増しました。これは7日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関198か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて432人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=1.15人、芦屋=1.33人、伊丹=1.50人、宝塚=5.33人、加古川=3.07人、加東=3.38人、龍野=5.25人、赤穂=3.33人、中播磨=6.00人、豊岡=1.00人、朝来=1.33人、丹波=3.80人、洲本=1.63人、姫路=2.47人、尼崎=1.93人、西宮=1.00人、明石=1.09人となっています。
年代別では、0歳=0.04人、1-4歳=0.17人、5-9歳=0.19人、10-19歳=0.30人、20-29歳=0.20人、30-39歳=0.19人、40-49歳=0.24人、50-59歳=0.32人、60-69歳=0.13人、70-79歳=0.19人、80歳以上=0.21人です。一方、インフルエンザの感染者も前の週より増え、1か所平均22.41人となりました。県内に17ある保健所のうち、姫路・明石・加古川・龍野・赤穂・中播磨・豊岡・朝来・洲本が警報レベルで、神戸・尼崎・西宮・芦屋・伊丹・宝塚・加東が注意報レベルです。ここ5週間のインフルエンザ患者2万人あまりのうち、15歳未満の子どもが感染したのが全体の75%を占めています。兵庫県感染症対策課は「インフルエンザの流行は続いている」として、「感染が疑われる場合は、マスクの着用、咳エチケット、早めに診察を受けることが重要」と呼びかけています。