男子第74回兵庫県高等学校駅伝競走大会(ラジオ関西など後援)が、10日、兵庫県丹波篠山市内で行われ、西脇工が2年連続26度目の優勝を果たした。同校は、11月24日に、南あわじ市で行われる近畿大会と、12月22日に京都市で行われる全国高校駅伝への出場を決めた。
大会終了後、西脇工の足立幸永監督に話を聞いた。
――おめでとうございます。
ありがとうございます。
――まず、今、どんなお気持ちですか。
ホッとしているというのが、正直なところです。
――大会前、手ごたえはありましたか。
いえ、そんなことはないです。今日たまたま、勝たせていただいたわけですが、もう1回やると、全然違う展開になると思います。今日頑張った生徒たちには、「最高のプレゼントをありがとう」と言いたいですね。
――予想以上に大きな差がつきましたね。
そうですね、ちょっと考えていなかったので、びっくりしました。それぐらい、今回はプレッシャーがかかっていたのではないかと思います。
――今年は厳しい戦いになるとの予想もありましたが、ここまでもってくるのはさすがですね。
いえいえ、子どもたちがすごいんです。
――タイムについては。
今日の天候、風、プレッシャーを含めたら、素晴らしい記録で走ってくれたんじゃないかと思います。
――3年生が1区から5区を走って、そのあとは2年生、最後は1年生とつなぎました。この順番は。
メンバーは生徒たちが決めますので、生徒たちが持ってきたオーダーに、最終的にオッケーを出して、頑張ろうと。決して7人の力だけでなく、男子41人、女子10人、部員みんなの力じゃないかなと感じています。
――近畿大会、全国大会に向けて。
とりあえず(選手たちを)一度休ませて、もう一度基礎から(チームを)作り直して、全国の強豪と肩を並べたいです。胸を借りる気持ちで、都大路に行きたいなと思います。