中央競馬の1年を締めくくるグランプリレース「有馬記念」を前日に控えた23日、スポーツ紙担当記者陣や競馬ファンが集った予想会が神戸市内で行われました。
神戸市中央区の神戸情報文化ビルで開催されたのは、ラジオ関西とデイリースポーツがコラボしたイベント「有馬記念大予想会」。当日はデイリースポーツ、デイリー馬三郎の担当記者が、競馬ファン70人の前で有馬記念予想を展開しました。
今回のレースは、昨年の有馬記念を制したイクイノックスが11月末に電撃的に引退を発表。3冠牝馬のリバティアイランドも出走せず、本命不在となっています。
そのなかでデイリー馬三郎トラックマンの森田真司記者は、「叩き3走目で本領発揮するのでは」と、ドウデュースが本命。また、「枠順だけでも買う価値がある」と、対抗にタイトルホルダーをあげました。
デイリー馬三郎デスクの妹尾和也記者は、「宝塚記念で最強馬イクイノックスに迫った脚は本物」とスルーセブンシーズが本命。「枠順が外になっても揺るがなかった」と話しました。
デイリースポーツの小田穂乃実記者は、「変幻自在な脚質が生きる」とジャスティンパレスを本命に押しました。そして「ウインマリリンに先着した調教が良かった」としてライラックを単穴に指名していました。
さらに、この予想会には、特別ゲストとしてタレントの矢作麗さんが参加しました。矢作芳人調教師を父に持つ才女は、「好枠から総合力で勝ち負けになるのでは」と、ジャスティンパレスを本命に。「有馬記念はコース適正が大事」として、ソールオリエンスを単穴に。池添謙一、C.ルメールの両ジョッキーにして、あれだけ落胆したという8枠に入った両馬は「勝ち負けは厳しいのでは」と語っていました。
第68回有馬記念(GⅠ)は24日、中山競馬の第11レースで、午後3時40分に発走されます。