12月18日から24日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所平均で3.71人で、5週連続で増えました。これは28日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関198か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて735人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=2.73人、芦屋=1.00人、伊丹=3.33人、宝塚=7.22人、加古川=5.21人、加東=2.77人、龍野=6.75人、赤穂=7.67人、中播磨=6.50人、豊岡=1.75人、朝来=3.00人、丹波=4.20人、洲本=5.25人、姫路=5.63人、尼崎=2.07人、西宮=1.86人、明石=2.18人となっています。
年代別では、0歳=0.10人、1-4歳=0.29人、5-9歳=0.30人、10-19歳=0.62人、20-29歳=0.35人、30-39歳=0.34人、40-49歳=0.37人、50-59歳=0.43人、60-69歳=0.32人、70-79歳=0.30人、80歳以上=0.28人です。一方、インフルエンザの感染者は前の週より3割ほど減り、1か所平均19.12人となりました。県内に17ある保健所のうち、尼崎・姫路・明石・伊丹・宝塚・加古川・加東・龍野・赤穂・中播磨・豊岡・朝来・洲本が警報レベルで、神戸・西宮・芦屋が注意報レベルです。ここ5週間のインフルエンザ患者2万人あまりのうち、15歳未満の子どもが感染したのが全体の74%を占めています。兵庫県感染症対策課は「インフルエンザは、流行が続いている」として「感染が疑われる場合は、マスクの着用、咳エチケット、早めに診察を受けることが重要」と呼びかけています。