J1王者の神戸、新春の動き GK前川はアジアカップへ MF櫻井が復帰 GK陣に入れ替えあり | ラジトピ ラジオ関西トピックス

J1王者の神戸、新春の動き GK前川はアジアカップへ MF櫻井が復帰 GK陣に入れ替えあり

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 新シーズンを1月10日から始動する、サッカー・J1のヴィッセル神戸。元日には早速、GK前川黛也選手のアジアカップ日本代表メンバー選出といううれしい話題のあった昨年度J1王者は、年始から入退団などの情報を発信しています。

ヴィッセル神戸

 元日の日本代表戦では出場機会こそなかったもののベンチ入りしたGK前川選手は、その試合後に発表された「AFCアジアカップカタール2023」(2024年1月12日~2月10日)の日本代表メンバーに選出されました。「アジアカップでの大きなタイトル獲得に向けて、貢献できるようにけがなく頑張ってきます」とクリムゾンレッドの正守護神は意気込みを語っています。なお、同代表のトレーニングパートナーとして、新シーズンからヴィッセルのトップチームに昇格するDF本間ジャスティン選手(ヴィッセル神戸U-18)も帯同が決定。期間は1月4日~23日まで。「U-19日本代表メンバーの代表として最大限の力を発揮し、自分のレベルアップにもつながるようSAMURAI BLUEに貢献したいと思います。成長して神戸に帰って来ますので、応援よろしくお願いします」(本間選手)。

 4日には、強化およびアカデミー部門の組織改編が発表されました。1stチーム統括本部を新設し、同本部長に宮本章宏氏が着任。また、テクニカルダイレクターに昨年までガンバ大阪で強化部長を担当した中口雅史氏、アカデミーダイレクターに眞藤邦彦氏が就任。組織改編の狙いについてクラブは「変化の激しいサッカー業界において、フットボール面だけのマネジメントに留まらず、ビジネス的要素も含めたマネジメントが昨今求められています。マネジメント層にそれぞれの専門性に特化した人材を配置し、専門性を活かした明確な役割分担を行うことで円滑なオペレーションを構築していきます」と公式サイトを通じてコメントしています。

 同じ4日には、退団と復帰の発表も。DF高橋祥平選手(32)の期限付き移籍期間が満了。所属元だったFC町田ゼルビア(J2→今年はJ1)からJ3の松本山雅FCへ完全移籍することも決まった高橋選手は、「ヴィッセル神戸の選手として9か月間プレーできたのは本当にうれしかったですし、優勝という経験をさせてもらって感謝しています」と述べています。一方、徳島ヴォルティスへ育成型期限付き移籍していたMF櫻井辰徳選手(21)が復帰。「自分がこれからもっと成長するには、いま神戸にいる選手たちとプレーすることで選手として大きくなれると思ってこの決断をしました。たくさん学んで、たくさん試合に出て、大きくなった姿をピッチで見せられるように頑張ります」と若きボランチはクラブを通じて抱負を述べています。

 5日はGK陣に動きあり。坪井湧也選手(24)が2024シーズン終了までジュビロ磐田へ期限付き移籍決定(※契約により期間中はヴィッセルと対戦するすべての公式戦に出場不可)。「昨シーズン、チームとしては優勝という素晴らしい結果で終わったものの、個人としては到底、満足行く結果を残すことができませんでした。またピッチで神戸のサポーターの皆さんとたくさんの喜びを分かち合えるよう、成長するために行ってきます。引き続き応援していただけると幸いです」(坪井選手)。その発表の4時間後には、GK新井章太選手(35)がジェフユナイテッド市原・千葉から完全移籍加入。「チャンピオンとして迎える2024年シーズン、新たな一員としてリーグ連覇を目指せること、本当にうれしく思います。僕を迎え入れてくれたこのチームへの恩はタイトルでしか返せないと思っています。神戸の街をさらに熱くできるように一緒に戦ってください。今日からよろしくお願いします」(新井選手)。GKの新戦力は横浜F・マリノスから完全移籍加入のオビ・パウエル・オビンナ選手(26)、筑波大学から加入内定の高山汐生選手(22、「高」=はしごだか)に次いで3人目となります。

 5日午後3時には、DF広瀬陸斗選手(28)が鹿島アントラーズより完全移籍加入の発表も。左右のサイドバックをこなせる即戦力は、「リーグ連覇、ACL優勝、そしてすべてのタイトル獲得に貢献できるよう、勝利のために自分が持っているすべてを捧げたいと思います。一日でも早くチームの戦力となれるよう頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします」とクラブを通じてサポーターにメッセージを送っていました。

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