サッカーの国内女子プロリーグ「WEリーグ」で2シーズンぶりのタイトル奪還を目指すINAC神戸レオネッサ。クラブのトップが新春のラジオ番組に電話出演し、2024年の抱負を述べました。
ラジオ番組『カンピオーネ!レオネッサ!!』(ラジオ関西)に出演したのは、INAC神戸の安本卓史社長。2週連続電話出演の2回目となった2024年1月1日放送回で新年の抱負を問われると、「2024年は皇后杯とWEリーグの二冠が目標」とコメント。「選手たち、スタッフもその気持ちでやっている。1試合1試合が大事。今まで以上に集中してゲームに臨みたい」とクラブを代表して意気込みを述べていました。また、安本社長は、「多くの試合で小中高の子どもたちが観戦に来てくれる。女子サッカーをやっている子どもたちがずっと憧れ続けるようなチームでありたい」と、子どもたちをはじめとするファンづくりの重要性にも触れていました。
2023-24シーズンのWEリーグに臨んでいるINAC神戸は、2023年の6試合を終えて勝点14で首位に立ち、新年を迎えました。2024年最初の試合となる第7節、1月8日の一戦では、暫定4位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝点12)とアウェイの味の素フィールド西が丘で対戦します。
「WEリーグウインターブレイク前の大事な一戦。ここで気持ちよく勝って皇后杯に入れるよう、勝点3をとれるよう、選手たちもしっかり準備している」と安本社長。チームはつかの間の正月休みのあと、3日から始動し、宿敵との上位決戦に挑みます。なでしこジャパンFW田中美南選手やGK山下杏也加選手らにとっては古巣対決となるだけに、彼女たちの勇姿にも期待がかかります。キックオフは午後2時の予定です。