サッカー・J1のヴィッセル神戸は9日、DF岩波拓也選手(29)が浦和レッズより完全移籍で加入することが決まったと発表しました。
兵庫県神戸市須磨区出身の岩波選手は、ヴィッセル神戸U-18時代の2011年にJリーグデビュー。高校3年生時の2012年6月末にヴィッセルでプロ契約を結んだ、クリムゾンレッド育ちのセンターバック。2017年まで主軸の1人として守備陣を牽引していましたが、2018年からは浦和へ完全移籍していました。これまでのJ1リーグ戦通算成績は252試合出場11得点。アジアの戦い、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)でも24試合出場1得点という豊富な実績を持ちます。
ヴィッセルに7シーズンぶりの帰還となる岩波選手は、クラブを通じてコメントを発表。「ヴィッセル神戸に関わるすべての方々へ。まずは昨シーズンの優勝おめでとうございます。2024シーズン、またヴィッセル神戸でプレーさせていただくことになりました。再びプレーする機会をくださった関係者の皆様に感謝したいと思います」と感謝の思いをコメント。
そして、「相当な覚悟を決めてここに戻ってきました。神戸の目標であるリーグ2連覇、そしてACL優勝に向けて全力で日々を過ごしていきたいと思います。そしていつの日か僕のチャントがまた聞けるように精進したいと思います」と、一度は飛び出した古巣への復帰にかける意気込みを述べていました。