INAC神戸、カップウイナーへ前進 皇后杯4強入り なでしこOGは奮闘光る石川出身MFを絶賛 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

INAC神戸、カップウイナーへ前進 皇后杯4強入り なでしこOGは奮闘光る石川出身MFを絶賛

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 女子サッカーのINAC神戸レオネッサは、「皇后杯JFA第45回全日本サッカー選手権大会」で2大会連続のベスト4進出を果たしました。2-0と勝利した14日の皇后杯準々決勝アルビレックス新潟レディース戦について、元なでしこジャパンDF川上直子氏が、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で感想を述べました。

ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』より

 兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場で行われた一戦で、INAC神戸は前半早々の3分、FW田中美南選手の右クロスに、ゴール前に詰めていた左MF北川ひかる選手がダイビングヘッドで合わせて先制に成功。52分(後半7分)には、DF三宅史織選手のクロスフィードをきっかけに、右DF守屋都弥選手が折り返すと、ゴール前の田中選手が相手DFを背負いながら巧みに反転。エースが左足でゴールに流し込み、リードを広げました。守備でも相手にシュートを3本しか打たせず、途中、GK山下杏也加選手のビッグセーブもあり、クリーンシートを達成。試合後、ジョルディ・フェロン監督は「今シーズンで一番良い試合をした」(クラブ公式サイトより)とイレブンを称えていました。

 この一戦を振り返った川上氏は「INACは危ないなという雰囲気がなかった。WEリーグからのいい流れを持ってきている」と評価。そして、MIPには先制ゴールの北川選手をピックアップしました。「ずっとWEリーグからパフォーマンスがよく、積極的なプレーが光っている。今回、DFの位置からゴール前まで入ってきて(ダイビングヘッドで)飛び込んで決めたプレーは素晴らしかった」と絶賛していました。

 石川県金沢市出身の北川選手は、能登半島地震当日も帰省していた金沢で地震に見舞われました。地元・石川が大きな被害を受けたなかでも、気丈に奮闘するINAC神戸13番は、8日のWEリーグ・東京NB戦に続き、勝利に大きく貢献する活躍を見せています。その姿は今回の得点シーンにも表れ、川上氏いわく「『北陸をスポーツで元気に、笑顔に』という気持ちがすごくこもった」ものでした。「(新年最初の)リーグ戦のときに涙していた表情もあったが、今回、北川選手が得点をしたとき、こちらもうるっとしてしまった」(川上氏)。

 北川選手は試合後、自身のSNSで、「ベスト4進出 応援ありがとうございました!! 今日は絶対笑顔で喜ぶと決めてました。色んな想いが詰まったゴール 次も絶対勝つ!!! Equipo ミナさんナイスボール」(原文ママ)という言葉とともに、「#石川と共に!! #頑張ろう北陸!!」というハッシュタグも付けて投稿しています。

 なお、皇后杯準決勝は、20日に京都・亀岡のサンガスタジアム by KYOCERAで2試合が行われます。INAC神戸は午前11時からの第1試合に登場。前回覇者の日テレ・東京ヴェルディベレーザを1-0と下したちふれASエルフェン埼玉と対戦します。午後2時からの第2試合では、昨年度のWEリーグ女王・三菱重工浦和レッズレディースと、2023WEリーグカップ覇者のサンフレッチェ広島レジーナが顔を合わせます。

※ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』2024年1月15日放送回より

ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』でパーソナリティーを務める川上直子氏(右)と宮川陽香(写真:ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』)
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カンピオーネ!レオネッサ!! | ラジオ関西 | 2024/01/15/月 18:30-19:00

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