2024年トレンドにランクイン “重曹アート”をやってみた →掃除の定番アイテムが素敵作品に! | ラジトピ ラジオ関西トピックス

2024年トレンドにランクイン “重曹アート”をやってみた →掃除の定番アイテムが素敵作品に!

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 ここ数年、盛り上がりを見せるハンドメイドブーム。餃子の形をした「マンドゥバッグ」や「ワッペン作り」など専門店ができるほどの人気を持つアイテムもあり、昨年も大きく話題になりました。中でも大きなジャンルとして挙げられるのが“おうちアート”なるもの。麻ひもで花や顔の形を作る「麻ひもアート」やマス目に合わせてパーツを付けていく「ダイヤモンドアート」など“身近なもの”が簡単にアートに早変わりするため、度々話題になっています。

 今年の注目株は「重曹アート」。年末の掃除で「重曹」を使った方も多いのではないでしょうか。その重曹がアートの一環としてなんと2024年のトレンドランキングにランクイン。重曹と絵の具を混ぜ合わせたものをキャンバスなどに塗り作品制作するのですが、今回は筆者が実際にチャレンジ。人気の理由を紐解きました。

重曹アート

 用意するものは重曹・絵の具・ハケ・キャンバス。どれも100円ショップで揃うものです。また、重曹と絵の具を混ぜ合わせるための棒状のもの(割り箸など)もあるとグッド。

 まずは重曹と絵の具を混ぜ合わせ、ちょうどいいザラザラ感を目指します。1度塗りでは中々質感が出ないので、何度も塗り重ねた方がより立体的な仕上がりに。

重曹アートに必要な道具
キャンバスにバランスを考えながらカラー重曹をのせていく

 重曹の粉の質感を活かして花や波の形を立体的に描くこともできるそう。自身で体験した結果、人気の理由はその「質感」なのだと感じました。重曹のザラザラ感とたっぷりの絵の具のぷっくり感が合わさることで、質感と奥行きのある作品に仕上がります。上級者になれば、まるで漆喰(しっくい)のごときモダンな雰囲気を出すことができるそう。

味わい深い質感を表現できる

 大きさにもよりますが、重曹アートをひとつ完成させるのにかかる時間は15分ほど。ポイントは重曹と絵の具の比率です。重曹を入れすぎるとパサパサになるので要注意。重曹1に対し、絵の具3ほどの割合がベストでした。

☆☆☆☆

 自己責任になりますが、スマホケースに重曹アートをほどこしオリジナルケースを作ることも可能。今回の重曹アートをはじめ、身近なアイテムを材料にできる"おうちアート”は今後も注目を集めそうです。

(文=弘松メイ)

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