神戸どうぶつ王国(=神戸市中央区)では、公開を控える大型猛獣「スマトラトラ」の展示場が完成した。
インドネシアのスマトラ島に生息するこのスマトラトラは、“最強の肉食獣”と呼ばれている一方、国際自然保護連合のレッドリストでは絶滅危惧種にも指定されている。日本国内でも9園館18頭しか飼育されておらず、神戸どうぶつ王国で公開が始まるスマトラトラのパンプは、今年3月に閉園した総合遊園地みさき公園(=大阪府岬町)からの受け入れとなる。
完成した展示場の中央部分には、木登りが得意なスマトラトラのために擬木で回廊を設置。またネコ科では珍しく水を嫌わない性格のため、展示場後方の滝から池に水が流れるようになっており、水浴びの姿も見せてくれるかもしれない。
神戸どうぶつ王国は現在、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため臨時休園中だが、園内の様子を定期的にインスタグラムでライブ配信を行っており、5月14日にはスマトラトラの展示場を先行公開し、そのこだわりについて園長自ら詳しく解説してくれる。パンプに会うための予習として、この機会をぜひお見逃しなく。
スマトラトラならではの特徴が自然と引き出されるよう、さまざまな細かい工夫が施された展示場。この空間で伸び伸びと動き回るパンプの姿を見られる日が待ち遠しい。
≪園長によるスマトラトラ展示場解説(Instagram)≫
日時 5月14日(木)12:30~ ※約15分
内容 「トラ展示場」の先行公開と題し園長が詳しく解説。
神戸どうぶつ王国 公式Instagram
https://www.instagram.com/kobe_animalkingdom/
神戸どうぶつ王国 公式ホームページ
https://www.kobe-oukoku.com/