プロ野球・オリックス期待の若手選手、太田椋内野手(22)と渡部遼人外野手(24)が、ラジオ番組に2週連続ゲスト出演。その後編となった15日放送回では、2月から始まる春季キャンプへの意気込みや、プロ野球選手としての最終的な目標などを明かしました。
年が明けて、いよいよ新シーズンへ向けての準備が進む球界ですが、この時期の選手心理について太田選手は「そろそろキャンプが始まるので、ソワソワし始める」とコメント。自主トレ期間で身体を動かしつつ、キャンプへの準備も着々と進んでいるよう。渡部選手も「1月はちょっと緊張感が出てきますね。2月からキャンプがあるので、けがをしないようにいきたいし、そこでしっかり準備しておきたい」と、1シーズン戦う身体づくりには余念がありません。
身体を鍛えるということにおいては、2023年シーズンを経て、太田選手の身体がさらに大きくなったと、渡部選手が指摘。「『もうええって!』というくらいトレーニングルームに(太田選手が)いる!」(渡部選手)と、若き大砲はジムワークが趣味の領域に入っているよう。その太田選手は「タイトルを争う選手やメジャーに行く選手はやはり身体が大きいので、動けることが大前提ですが、いけるところまで大きく(体重を)増やしたいんです」と、その意図を話していました。
今シーズンさらなる活躍が期待される両選手ですが、そのためにも春季キャンプでのアピールが、1軍定着へのカギになるのは言うまでもないこと。「まずはけがなく、が1番ですね」というのは、昨シーズン、けがで本領を発揮できなかった太田選手。例年、2月のキャンプ期間は調子が「とてつもなく」いいそうで、そこから中嶋聡監督に、キャンプ地のスタジアム名をとって『ミスターSOKKEN』と名付けられた背番号31。今年こそはキャンプの勢いをレギュラーシーズンで継続し、「1軍を完走したい。100(試合)はいきたい」という目標を達成したいところです。
一方の渡部選手も、「1軍完走と、1番センターで出たい、出塁率をもっと上げたい」という目標を叶えるべく、「僕もまだ3年目なので、最初から(監督に)アピールして『いいね』と思わせたいという気持ちがある。2月頭からちゃんとアピールできるようにしたい」と、こちらもキャンプから積極的にプレーしていくことを誓っていました。
番組の最後、2人はプロ野球選手としての最終的な目標を問われると、「WBCに出たい。そこでどれだけの重圧でやっていけるかとかもあると思うので。日本代表に選んでもらえるような選手になりたい」(太田選手)「個人目標では、ゴールデングラブ賞と盗塁王をとりたい。両方とも試合に出続けないととれないタイトル。それ(試合に出続けること)も含めて目標にしたい」(渡部選手)と、それぞれが描く未来図を語っていました。
※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2024年1月15日放送回より