ここ数年で「お嬢様ブーム」が到来している昨今。各大学にも「お嬢様サークル」などが誕生し、お嬢様言葉の「ですわ」などを使用して会話を交わすことがあるそうです。時にはお嬢様あるあるの「お茶会」も開催し、さまざまなお嬢様と交流するとか。
インターネットの世界でも新たな変化が。語尾に「ですわ」などをつけて話すお嬢様言葉が流行していたり、「(笑)」などは「おハーブですわ」という比喩表現を使うのだそう。昨今のお嬢様ブームについて調べてみました。
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言葉の変遷をたどると、2014年には流行語で「ごきげんよう」がランクイン、2020年からは各大学でお嬢様サークルが誕生。そして2022年には「おハーブですわ」がという言葉が誕生。SNS流行語大賞にもランクインしました。
発祥はどこからなのかは確認されていないですが、Vtuberが使ったことで話題になった「おハーブですわ」。SNSでは(笑)のことを「W」やWが草に見えるということで「草」「草生える」と表現する人が多いことから、より丁寧で美しい表現として「おハーブですわ」という言葉が誕生しました。
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余談ですが、一説によると「おハーブですわ」はエックス(旧ツイッター)から生まれたとも言われています。お嬢様言葉を公用語とする「お嬢様界隈」というものもあるそうで、なかなかに奥の深い世界かもしれません。
(文=弘松メイ)
※ラジオ関西『Clip』2024年1月25日放送回より