災害が起きた時に自分を守り、周りの人と助け合う「自助・共助」の大切さを広く発信しようと、兵庫県が動画を使った啓発に乗り出します。
その制作費に役立てようと、JA共済連兵庫が県に、117万円を寄付しました。
金額は、阪神淡路大震災が発生した1月17日に合わせ、「教訓を風化させない」という思いが込められています。
24日に行われた贈呈式で、兵庫県の遠藤英二・防災監は、「ことし秋にも動画を完成させ、若者を中心に多くの人に見てもらいたい」と話しました。また、JA共済連兵庫の福本博之・会長は、「これからも、息の長い支援をしたい」と述べました。
完成した動画は、兵庫県の公式ホームページやユーチューブなどで配信される予定です。