“7本指のピアニスト”西川悟平氏 願いを言葉にする大切さ語る「あきらめたらアカン」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“7本指のピアニスト”西川悟平氏 願いを言葉にする大切さ語る「あきらめたらアカン」

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“7本指のピアニスト”として知られる西川悟平氏が、自らがパーソナリティーを務めるラジオ番組で、新年の目標やこれまでの経験などを語った。

 西川氏が出演したのは、フリーキャスターの丸岡いずみと月替わりでパーソナリティーを務めるラジオ関西の番組『Open the door』。

ピアニストの西川悟平氏

 番組冒頭、新年の目標について、「全国の小中高、大学をまわって若い世代の学生さんたちに出会って、トークショーや演奏などの講演をさせていただきたい」とコメント。

 実は、このたび、令和6年度の小学校道徳(3年生)の教科書(学研)に「あきらめたらアカン」というテーマで西川氏自身のことが掲載される。「もしもラジオを聴いている方で、(新)小学3年生の方、もしくは保護者の方がいらっしゃいましたらぜひ読んでみてください」と、ラジオを通じて呼びかける姿もあった。

 西川氏はかつて、「明日が来なければいい」「お先真っ暗」「八方ふさがりだ」と思い悩み、立ち直ることができなかった時期も多かったそう。

 現在はピアニストとして世界中を飛び回る生活を送る西川だが、ピアノを始めたのは高校1年生という、比較的遅い時期。ひょんなことがきっかけだったという。

 当時から「こんなことありっこないよな」と思えるようなことでも、頭の中でイメージしながら言葉にし続けてきたそうで、「あきらめずにまい進し続けていくと、ほとんどのことが叶うんです」と、自身が夢を叶えてきた秘訣を明かした。

 また、1999年5月9日、バックパックを背負い単身ニューヨークへと渡った際は、出発前に足がすくみ「やっぱりやめよう」と何度も思いつつ、「後悔したくない」という思いから渡米を実行した経験を持つ。

 そんな自身について「もともと劣等感が強いタイプ」という西川氏は、「こんな僕でも、ちょっとした行動・考え方を変えただけで世界が広くなるということを体験してきた」と胸を張る。

「とにかくあきらめず、休むときは休んで。そして、休みながらもちょっとずつ前進していくと必ず新しいドアが開くときがくる」とリスナーにエールを送るとともに、「動けないときは動かなくてもいい」とおもんぱかるコメントも残した、西川氏。番組の最後には改めて「どんな大変なことでも、ちょっとした考え方と行動によっては最高の出来事に変わることがある、ということを忘れないでほしい」と、自らの経験を踏まえてメッセージを送っていた。

ピアニストの西川悟平氏

※ラジオ関西『Open the door』2024年1月21日放送回より

【この日のパワーソング】
Liam Picker『Winter』

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