劇団四季『バケモノの子』キャストが集合!“福”込めて豆まき「パワー発信するで!」 大阪・通天閣 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

劇団四季『バケモノの子』キャストが集合!“福”込めて豆まき「パワー発信するで!」 大阪・通天閣

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 大阪の観光名所・新世界のシンボル「通天閣」で1日、1956(昭和31)年以来68回目となる恒例行事 「節分福豆まき」 が開かれた。

 今回のゲストは、 劇団四季オリジナルミュージカル 『バケモノの子』 (大阪四季劇場 ~5月25日)出演キャストが参加し、 ポスト・コロナの演劇界の発展も祈願した。

「第68回・通天閣節分福豆まき」劇団四季のキャストが福を授けた<2024年2月1日午前 大阪市浪速区・通天閣>
最年少は6歳の男の子から最年長は78歳の女性まで まさに老若男女が福を授かりに

 通天閣の節分行事は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2021~23年までは「豆配り」だったが、今年(2024年)は、特製の福豆袋に入った落花生(1000袋) を用意して、ビリケンさんの 「福」 を込めて勢いよくまく風景が戻った。
 また、報道関係者に向けて行われる、地上94.5メートルの特別屋外展望台でゲストによる豆まきの撮影も3年ぶりに再開した。

(写真2列目左から)劇団四季・宇都宮千織さん、通天閣観光・西上雅章会長、貞松響さん(前列左から)永田英士さん、玉木勇多さん

 大阪市内の50代の女性は「今年は元日の能登半島地震で、石川県内の知人が被災した。きょういただいた福豆を送ります。個人では何もできないから、せめて『頑張って』という気持ちと一緒に届けることができたら」と話した。

通天閣イメージガール・小川久瑠実さん 通天閣オフィシャルバンド「イーゼル芸術工房」西本佳那さん

 『バケモノの子』蓮/九太(青年)役、劇団四季の貞松響さんは、ラジオ関西の取材に対し、「(自身も大阪出身)大阪のお客さんの熱気にあふれていて、温かい。応援していただいているのがひしひしと伝わります。だからこそ、私たちもパワーを発信したいです」と話した。
 コロナ禍で演劇界も休演が相次ぎ、俳優にとって演じることができない辛い日々が続いた。こうした時期を経て、貞松さんは「今、舞台に立てることのありがたみを感じ、毎日の公演がとても楽しいです。カーテンコールでの拍手に心が熱くなります」と充実した表情を見せた。

通天閣観光・西上雅章会長(左)と劇団四季・貞松響さん

 また、通天閣観光・西上雅章会長は「やはり、豆渡しではなく『豆まき』はエネルギッシュで、自分自身が福を授かっているようです。来年は大阪・関西万博。それに向けて通天閣では今夏、体験型アトラクション『Dive&Walk(ダイブ&ウォーク)』がオープンする予定です。関西が元気になるようにがんばります」と意気込みを見せた。


■通天閣 公式HP

■劇団四季『バケモノの子』オフィシャルサイト

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