2月14日はバレンタイン。かつては女性が男性にチョコレートを渡すことが主流でしたが、最近は「ご褒美チョコ」「推しチョコ」など、自分自身の楽しみとしてとらえる人が増えています。
ご褒美系チョコとして注目を集めるのがセバスチャン・ブイエの「リップ型ショコラ」。本物のリップさながらのルックスで、バレンタイン時期には即完売してしまうほどだそう。「リップ型ショコラ」販売のきっかけや購入者の傾向などについて聞きました。
――リップ型ショコラを開発したきっかけを教えてください。
本店をフランスにおくセバスチャン・ブイエは遊び心のあるユニークなチョコが特徴。お店を営む中で、「コスメ型のチョコってなかなか売ってなくておもしろいよね!」という意見が社内で持ち上がったのがきっかけ。今年で日本に上陸して18年目のブランドですが、日本でも「遊び心」をテーマとしリップ型ショコラを提供しています。
――フランスでも日本と同じくらい注目されていますか?
フランスでも取り扱いはありますが、日本での人気が圧倒的。見た目のインパクトに興味を持ってくださり「素敵」という声が多いですね。口に入れた瞬間の舌馴染みが最高となるように仕上げているので、味にも信頼をいただいていると思います。ちなみに底部分まで食べられるようになっています。
――色味はトレンドを意識したものですか?
流行りの色味を意識しています。フレーバーも変えているので、毎年限定の色味が誕生します。また、今年はチーク型のチョコもリリースし、こちらも好評です。「全色揃えたい」「食べるのがもったいない」という声をよく聞きます。
――カスタマーの購入目的とは?
見た目にインパクトがあって写真映えするので、人へのプレゼントというより自分へのご褒美にされる方が多いようです。コスメ好きの方にも好まれています。発売当初からSNSの影響もあって注目度は高かったように思います。過去にはアイシャドウ型のチョコレートも販売していました。
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ショコラティエが全力を注ぐ新作・力作が店内を彩り、この時期多くの女性客で賑わうチョコレート売り場。自分のための“ベスト・オブ・チョコ”を探してみても良いかもしれませんね。
(取材・文=弘松メイ)
※ラジオ関西『Clip』2024年2月8日放送回より