2月5日から11日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所平均で9.14人で、前の週に比べておよそ15%減りました。減少するのは3か月ぶりです。これは15日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関198か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて1,810人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=7.44人、芦屋=4.00人、伊丹=10.42人、宝塚=12.33人、加古川=12.14人、加東=11.31人、龍野=9.00人、赤穂=12.50人、中播磨=17.00人、豊岡=10.13人、朝来=8.67人、丹波=8.60人、洲本=10.00人、姫路=9.84人、尼崎=6.40人、西宮=5.71人、明石=10.36人となっています。
年代別では、0歳=0.28人、1-4歳=0.94人、5-9歳=1.39人、10-19歳=1.82人、20-29歳=0.70人、30-39歳=0.64人、40-49歳=0.81人、50-59歳=0.82人、60-69歳=0.57人、70-79歳=0.47人、80歳以上=0.70人です。一方、インフルエンザの感染者は前の週より増えて、1か所平均 26.67人となりました。県内に17ある保健所のうち、姫路・明石・宝塚・加古川・赤穂・中播磨・洲本が警報レベルです。ここ5週間のインフルエンザ患者およそ2万1千人のうち、15歳未満の子どもが感染したのが全体の80%を占めています。兵庫県感染症対策課は「新型コロナ・インフルエンザともに感染対策は同じ」として、県民へ手洗いと指の消毒、マスクの着用、咳エチケットを呼びかけています。