岩手県で移住生活を送り、2023年春から空路「いわて花巻ー神戸線PR隊」キャプテンも務めているお笑い芸人の天津木村(木村卓寛)さんが、ラジオ関西トピックス「ラジトピ」の取材に応じ、冬の岩手のおすすめ観光スポットなどを紹介しました。
岩手の冬で天津木村さんが特にお気に入りの場所は、盛岡駅から車で約30分のところにある、小岩井農場(岩手県岩手郡雫石町)。この地の冬景色が「本当に良い!」と絶賛します。「農場内をずっと車で移動するのですが、広大な牧草地が冬化粧しています。途中、すごい雪の中を進んで行くのですが、木々の中にも雪がバーッと積もっている様子がきれいなんですよ。そういうところを見てもらいたい」。
岩手には花巻温泉をはじめ、各地に名湯、秘湯と言われる温泉があり、そこで冬景色を見ながら温まり、美味しい料理に舌鼓を打つのも乙なものと話す、天津木村さん。そのほかに、もう1つ、ピックアップした冬のスポットは、「本州一寒い場所」と言われる、盛岡市「薮川」地域。その一角にある岩洞湖のワカサギ釣りが有名です。「マイナス15~20℃ぐらいまで下がるところで、湖が15センチ以上凍るので、そこをガリガリガリとやって(穴をあけて)、みんなでワカサギ釣りをやってます」。
天津木村さんはそのあたりにあるキャンプ場で一度、冬にソロキャンプをしたことがあるそう。「『うわ、やばいな、これ』みたいな、ちょっと死を感じるぐらいの寒さでした……」と苦笑するも、キャンプ自体は充実していたとのこと。「なかなか非日常を体験できるところというのは今は少ないと思うので、そういったところもぜひおすすめしたいですね」。
現在は「いわて花巻ー神戸線PR隊」キャプテンとして、岩手と関西をつなぐ空路の盛り上げ役も担っている天津木村さんは、「いわて花巻空港を降り立ったところに、僕のお米のCMの写真があるので、それも見てほしい。『おっ、こいつ頑張ってるやん!』みたいに思ってもらえれば、なんかうれしい」とコメント。ただし、今年の正月に実家への帰省後、いわて花巻空港に戻ってきたときには家族がそれに気づいてくれなかったそうで、「おい、これお父さんや!」と、自ら伝えたそう。「恥ずかしいな……これを自分で言うのは。気づいてほしかったな……(苦笑)」という思いを抱いていたことも明かしていました。