岩手県で移住生活を送るお笑い芸人の天津木村(木村卓寛)さんが、ラジオ関西トピックス「ラジトピ」の取材に応じ、お笑いコンビ「天津」の活動や漫才への思いを明かしました。
1999年2月に木村さんと向清太朗さんがコンビを結成し、今年で25周年を迎える「天津」。エロ詩吟ネタで一世を風靡した木村さんは、いま、岩手に移住して再ブレーク。一方、向さんは趣味でもあるアニメに関連した仕事を中心に大活躍中。2人は単独の仕事が主となっています。
それでも、2人はコンビ活動を継続中。月1回、「天津定例報告会」というリモート配信を実施しています。さらに毎年、単独ライブも行っており、「僕が移住した月にあわせて、3月に(開催)。今度で3回目になるんですが、1年に1回ネタを一緒に作ってやっている」(木村さん)。
今は離れ離れになっている天津ですが、木村さんは「前より居心地がいいというか、いい距離感でやれているというところはありますね」と、率直な思いをコメントします。
また、木村さんは、先日、盛岡で行われた「M-1グランプリ2023 スペシャルツアーin岩手」を1人で観に行ってきたそうで、そこで「やっぱり漫才ええなぁ……センターマイク1本でこれだけのお客さんを笑わせて。すごいな、漫才師は!」と、漫才の醍醐味を再認識したそう。「コンビでもやっていきたい」と、改めて意気込みを示していました。
今は「相方をなんとか岩手に移住させれないかなとは思っている」と画策している木村さんですが、「移住してきたら、してきたで、ちょっとめんどくさいというか、複雑な気持ちになるかもですね(笑)」と照れくさそうに話していました。