阪神梅田本店(大阪市北区)の8階催事場で、16日(金)、日本酒と和菓子のコラボイベントが開始した。イベント開催期間は20日(火)まで。
近年の“日本酒女子”や“おちょこ女子”といった言葉の流行や、日本酒と和菓子の組み合わせが注目されつつあることから、今回のイベント開催にいたったという。7つの和菓子屋と約30種の日本酒を取りそろえたバーが登場する。
『駿 surugaya』(大阪府)から、あっさりした栗羊かんをどら焼きの皮でサンドした「生粒羊羹どら焼き 栗」(1個540円)や、抹茶ピスタチオ味、いちご紅茶味のスティックタイプの羊かん(各378円)がお目見え。合わせる日本酒は、あずきバーの生産で知られる『井村屋』(三重県)の「福和蔵 純米吟醸」。芳醇な香りとまろやかな口当たりが特徴だそう。
岐阜県飛騨高山の名物・五平餅(1本292円)は、しょうゆと味噌の素朴な味わい。組み合わせには、常温で2年以上熟成させた『神亀酒造』(埼玉県)の「神亀 純米清酒」がおすすめとのこと。濃醇なうま味やボリューム感が特徴の、クセになる味だという。
また、カラフルな見た目をした「こはく糖 星のたより」(540円)は、お酒に落とす楽しみ方も。このほか、京都府『種嘉商店』の、キャラメリゼしたくるみやピーナッツ、アーモンドバターを挟んだ“ナッツ最中”などもそろう。
それぞれに組み合わせるのは三重県『清水清三郎商店』の「作 新酒 純米大吟醸NOUVEAU BY2023」や、京都府『木下酒造』の「玉川 自然仕込 Time Machine Vintage 2017」。「作」はフレッシュな味わい、「玉川」は琥珀色で甘さの中にキレのある味わいだという。
このほか、会場内では『吉村金物店』も出店する。和菓子に合わせやすい、個性豊かな器がそろう。
開催時間は午前10時から午後8時までで、最終日のみ午後5時まで。なお、一部の和菓子屋は出店期間が異なる。