栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)が、ラジオ番組『原田伸郎のびのび金ようび』(ラジオ関西)に出演。テレビ番組の料理自慢芸人対決にも出場する腕前を生かし、野菜をたっぷり使った「豚汁」のオリジナルレシピを紹介した。
寒い冬も残すところあと少しということで、今回は寒い日に食べたいあったかレシピとして豚汁を紹介した。
豚汁の良さといえば、体があたたまることと具材がたっぷり入っていること。値段が高かったために今回のレシピにさといもは入っていないが、「予算に余裕がある人はぜひ入れてほしい」としつつ作り方を紹介した。
◆寒い日にぴったりの「豚汁」
【材料】
・白菜(8分の1玉)
・大根(6分の1本)
・にんじん(小さめ1本)
・ごぼう(2本)
・まいたけ(1パック)
・こんにゃく(1袋)
・あぶらあげ(1袋)
・豚バラ肉(150グラム)
・ごま油
・ほんだし(1袋)
・昆布だし(1袋)
・味噌
【作り方】
(1)材料をすべて食べやすい大きさに切る。こんにゃくは手でちぎる。
(2)大根、にんじん、ごぼう、こんにゃくをごま油で炒める。
(3)水を1リットルほど入れ、沸騰したら残りの具材も加えてアクをとる。
(4)材料に火が通ったら、ほんだしと味噌を入れてできあがり。
こんにゃくは、味が染みこみやすくするために手でちぎる。また、炒めることで下ゆでをしなくてもくさみが出ないとのこと。
にんじんなどの緑黄色野菜は炒めることで栄養の吸収が良くなるため、煮込む前のひと手間として炒めるのがおすすめ。
水の量は鍋のサイズに合わせて変えてほしいとのこと。鍋のサイズや水量によって味噌の量も変わるため、お好みで。アクは、しっかり取りのぞいたほうがおいしくなる。
あまった豚汁は、お碗半分量に分けてから、牛乳100ミリリットル、スライスチーズ1枚、市販のパスタ麺1袋と一緒にフライパンで煮絡めたら、なんとクリームパスタに応用できるとのこと。味噌が入っているため、クリームソースにコクがでておいしくなるのだとか。一般的な乾麺タイプを使用する場合は、ゆでてからフライパンで合わせてほしい。
1品で二度楽しめて野菜もたっぷり摂取できる、お得なレシピとなった。
◆桂ぽんぽ娘
吉本興業。東京出身の上方落語家。昭和女子大学短期大学部食物科学科卒。女性落語家としては珍しい「ピンク落語」が有名。栄養士の免許も取得し、笑いと栄養の両面から健康をテーマにした講演も行っている。
※ラジオ関西『原田伸郎のびのび金ようび』 2024年2月23日放送回より
【放送音声】2024年2月23日放送回