アスリートのセカンドキャリア 製造業が支援する理由 知名度向上だけじゃない効用「すごい集中力」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

アスリートのセカンドキャリア 製造業が支援する理由 知名度向上だけじゃない効用「すごい集中力」

LINEで送る

この記事の写真を見る(2枚)

この記事に関するTwitterを見る

 アスリートのセカンドキャリアを支援する企業の代表が、ラジオ番組に出演。支援を始めたきっかけや今後のビジネス展開について語りました。

株式会社三幸の代表取締役・奥野敦さん

 ラジオ番組『アスカツ!』(ラジオ関西)にゲスト出演したのは、株式会社三幸(東京都港区)の代表取締役・奥野敦さんです。

 1967(昭和42)年にカーボン製品や半導体製造装置用部品などを取り扱う商社としてスタートし、今年で55周年を迎える、三幸。三代目である奥野さんの代で製造業に業種を変更すると、グラファイト製品、セラミックス製品、精密機械製品などの設計から製造、販売までを一貫して行っています。

 同社がアスリートのセカンドキャリア支援を始めたきっかけについて、奥野さんは次のように語ります。

「『三幸』という社名の会社は、日本全国にけっこうあるが、そのなかでどれだけ知名度を上げられるかという課題がある。アスリートの方はSNSをうまく活用してPRされている。そういう方と協力しながら、会社の知名度を高められないかなと思った」(奥野さん)

 三幸の公式サイト内、採用情報のページでは、『アスリートのセカンドキャリアを応援』として、実業団の元野球選手を同社に迎え入れ、業界未経験ながら研修などを経て、1年で即戦力になったというエピソードを紹介。また、サイト内には奥野社長と、元サッカー日本代表選手とのスペシャル対談も掲載。同社はスポーツやアスリート人材に対して強い関心を示しています。

 奥野さんは、「アスリートの方は集中力がすごい。弊社のものづくりに一度興味を示されると、すごくのめり込む方が多い。体力も精神力もガッツも素晴らしい」と、鍛錬を続けてきた人材を高評価。

 アスリート経験者を伴った今後のビジネス展開について、「これから高齢化社会・核家族化が進んでいくなか、“お手伝い”みたいに何かできないのかなと考えている。その1つが、アスリートが“便利屋さん”として、1人では力仕事ができない高齢者を助ける仕組み。このようなマッチングが上手くいけば、お互いウィン=ウィンな関係性が生まれるのかなと思う」と、奥野さん。新たなチャレンジについても意欲をにじませました。

「これまで番組にゲスト出演したアスリートは、何かを突き詰めている職人気質の人が多かった」と語るのは、『アスカツ!』番組パーソナリティーでフェンシング元日本代表の西岡詩穂さん。自身の経験も踏まえ、「アスリートは、自分の目標を設定してからたどり着くまでに試行錯誤する力がある。そこに持ち前の才能やセンスが合わさると(職人に)ピッタリ」と分析。奥野さんの考える今後のビジョンを聞いたうえで、「人のために動けるのは、アスリートのいいところの1つ。(業務にいかせるのは)アスリートとしてもうれしいと思う」と声を弾ませました。

 奥野さんは最後に、「私たちはものづくりの会社で、世の中にないものを作り出すところ。日々、いろいろ情報収集やプランニング、アイデアを出して、新しいモノの完成に向かって努力している。人生は一度きりなので、やりたい思いがあれば、なんとか目標付けして達成することに挑戦してほしい。万が一、失敗しても、そのあとどう入れ替わりするか、どうフォローするかが重要。やってみたいと思えば、前進あるのみ。一緒に挑戦してみましょう!」、若い世代をはじめ、今後のものづくりを担う人材にエールを送っていました。

※ラジオ関西『アスカツ!』2024年2月17日放送回より

株式会社三幸の代表取締役・奥野敦さん(写真中央)、ラジオ関西『アスカツ!』パーソナリティーの中田仁之(同左)、西岡詩穂(同右)

三幸 公式HP

☆☆☆☆☆

『アスカツ!』(ラジオ関西 毎週土曜午後8時30分~)
アスリートに特化したビジネススクール「Athletes Business United(R)(ABU)」学長の中田仁之とフェンシング元日本代表・2大会連続五輪出場選手である西岡詩穂がパーソナリティ。アスリートをゲストに迎えてさまざまなトークを展開する。
【番組公式Twitter】



LINEで送る

関連記事