「人生一回きり」 宇宙を夢見た経営者 死のふちに立って起業を決意した経験を語る | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「人生一回きり」 宇宙を夢見た経営者 死のふちに立って起業を決意した経験を語る

LINEで送る

この記事の写真を見る(2枚)

この記事に関するTwitterを見る

 かつて宇宙飛行士を夢見たという経営者が、自身の行動力と好きなモノへの情熱について、ラジオ番組で明かしました。

株式会社ニューズドテックの代表取締役CEO・粟津浜一さん

 株式会社ニューズドテックの代表取締役・粟津浜一さん。幼少期に宇宙飛行士やエンジニアになる夢を抱いていたといいます。

 20歳のころにはNASA訪問を経験したほか、大学院ではJAXAとの共同研究に携わるなど、宇宙への情熱を持ち続けてきました。

 就職で挫折を経験し、一時は別の道を歩むも、国家公務員として宇宙政策に関わることを目指して、ダブルワークで勉強を継続した、粟津さん。

 そのなかで、居眠り運転による大事故を経験。奇跡的に無傷で生還した事故を機に「人生一回きり」という思いが芽生え、自身のビジネスを立ち上げることを決意。それが現在の、中古スマホやタブレットの買取・販売・レンタル業を行うニューズドテックに至ります。

 一方で、起業後も、宇宙への夢を模索したという粟津さん。JAXAが宇宙飛行士の選抜テストを行った際、日本人初の月面着陸者になる可能性に魅力を感じ、「テストを受けるか深く葛藤」したそうです。自身の事業への責任と、選抜テストを途中で辞退すると先方にかかる迷惑を考慮し、最終的には宇宙飛行士を目指す道を断念し、「ビジネスへの専念を選択した」と語っていました。

 粟津さんは、自身が経験した挑戦と困難、そして、それを乗り越えようとする精神には、アスリートの持つメンタリティーと通じるものがあると感じているとコメント。同社の外部取締役を務める元フジテレビアナウンサーの田中大貴氏からも「アスリートみたい」と評されたことを受けて、「スポーツをしていなくても、アスリートのように挑戦し続ける行動力にこそ価値があると再認識した」といいます。

 その行動力を象徴する1つが、ニューズドテックのスポーツへの積極的な関わりです。同社は今年2月より、プロ野球の中日と、球団オフィシャル・ゴールドスポンサー契約を締結しました。中日の熱狂的なファンだという粟津さんは、沖縄キャンプにも足を運び、現地で選手やコーチとの交流も実現。「最高でした」と笑みをこぼすとともに、「根尾昂選手との出会いでは、アスリートの体のたくましさに感銘を受けた」と話していました。

株式会社ニューズドテックの代表取締役CEO・粟津浜一さん(写真中央)、ラジオ関西『アスカツ!』パーソナリティーの中田仁之(同左)、西岡詩穂(同右)

※ラジオ関西『アスカツ!』2024年2月24日放送回より


三幸 公式HP

☆☆☆☆☆

『アスカツ!』(ラジオ関西 毎週土曜午後8時30分~)
アスリートに特化したビジネススクール「Athletes Business United(R)(ABU)」学長の中田仁之とフェンシング元日本代表・2大会連続五輪出場選手である西岡詩穂がパーソナリティ。アスリートをゲストに迎えてさまざまなトークを展開する。
【番組公式Twitter】



LINEで送る

関連記事