3月11日から17日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所平均で4.60人で、4.43人だった前の週に比べて微増しました。感染者増加は5週間ぶりです。これは22日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関198か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて911人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=3.44人、芦屋=4.33人、伊丹=5.67人、宝塚=9.56人、加古川=4.93人、加東=5.54人、龍野=4.13人、赤穂=7.33人、中播磨=8.50人、豊岡=4.50人、朝来=4.00人、丹波=2.60人、洲本=6.75人、姫路=4.26人、尼崎=4.60人、西宮=2.50人、明石=4.00人となっています。
年代別では、0歳=0.14人、1-4歳=0.44人、5-9歳=0.66人、10-19歳=0.79人、20-29歳=0.29人、30-39歳=0.36人、40-49歳=0.41人、50-59歳=0.44人、60-69歳=0.31人、70-79歳=0.41人、80歳以上=0.34人です。またインフルエンザの感染者は前の週よりおよそ13%減って、1か所平均6.85人となりました。県内に17ある保健所のうち豊岡が注意報レベルです。ここ5週間のインフルエンザ患者およそ1万1千人のうち、15歳未満の子どもが感染したのが全体の84%を占めています。