西宮市に本拠地を置く3人制バスケットボールのプロチーム「EPIC.EXE(エピック・ドット・エグゼ)」が、8日、2019-20シーズンまでBリーグ2部の西宮ストークスに所属した谷口淳(27)との契約を発表した。同クラブは2019シーズンより、3人制バスケットボールのトップリーグ「3×3.EXE PREMIER」の関西地区に参戦している。2019シーズンは西宮ストークスの谷直樹(31)が同クラブでプレーした。
同リーグにには2020シーズン、日本をはじめ男女合わせて6の国と地域(インドネシア、韓国、タイ、日本、ニュージーランド、チャイニーズタイペイ)で102チームが参戦する予定となっているが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で5月の開幕は延期となっている。
2020年東京五輪の新種目となっている3人制バスケットボールは、5人制のおよそ半分のコートと1つのリングを使用。場所の制約が少なく、神戸ハーバーランド・スペースシアターなどの商業施設や街頭でも試合が行われる。
「EPIC.EXE」の岸田大佑オーナーは、「谷口選手のストークスでの泥臭いハッスルプレーを見ていて、目には見えない貢献を感じていた。リバウンドやディフェンスに『3X3(スリー・エックス・ スリー)』への適性を感じ、オファーをした」と説明。谷口も「ぜひやってみたかった」と快諾し、契約に至ったという。
本拠地が同じ西宮ストークスの退団が発表されたばかりの谷口だが、引き続きエナジーあふれるプレーでファンを楽しませてくれそうだ。