神戸阪急(神戸市中央区)は10日(水)から16日(火)までの期間限定で、「英国フェア」を開催する。英国の工芸品やアート、フードなどがそろう。
フェアにはボビンレースを制作する刺しゅう・レース職人のジーン・リーダー氏が来日。ボビンレースは英国で長く親しまれてきた伝統的な織りの技法。
また、イラストレーターであるシヴォーン・ハリソン氏も来日する。同氏の描く水彩イラストはパステルカラーを使用し、ノスタルジックな雰囲気が漂う。
フェアでは英国の食文化も楽しめる。ヴィクトリア女王の別荘を復元したロンドンの5つ星ホテル『ザ・グローブ』からスコーン(各357円)が登場。プレーンやアールグレイレモン、いちじくオレンジ、チョコチップ胡桃の4種がそろう。
また、全英フィッシュ&チップス大会レストラン部門1位を獲得した「フィッシュアンドチップス」(1人前1836円)もお目見え。各日の販売数には限りがあるとのこと。出店ホテルやレストラン、ショップからはそれぞれパティシエやシェフも来日する。
このほか、地元神戸の英国菓子店も限定出店する。『ロージーズベーカリー』(神戸市垂水区)の「スコーンサンド」(1個594円)は半分に切ったスコーンの間にフルーツやクリームを挟んでいる。ストロベリーショートケーキスコーンやレモンメレンゲダージリンティースコーンなどがそろう。
さらに、『ザ・ビスケットバレル』(神戸市灘区)も出店。同店を手がけるピーター・ブロードハースト氏は英国王室御用達の「ナデル・パティスリー」での修行経験をもつのだとか。「コーヒーとくるみのケーキ」(直径約15センチ、3326円)がお目見え。