今年で20周年を迎えるチャリティー音楽フェス「COMING KOBE24」が、5月19日(日)に神戸メリケンパークで開催されます。
1995年に起こった阪神・淡路大震災を風化させることなく語り継ぐことをテーマとして始まった同イベント。神戸からの恩返しとして全国への被災地支援を行っているほか、神戸の魅力を伝えることも使命として開催しています。
出演アーティストには、ワクワクロックンロールバンド・ワタナベフラワーをはじめ、神戸市出身のガガガSPや、西宮市出身のキュウソネコカミ、アルカラ、片平里菜、ドラマチックアラスカなど多数のアーティストが名を連ねています。
出演アーティストは、毎年開催されるオーディションからも選抜されているのだそう。オーディションを行っている一般社団法人COMING KOBE実行委員会の代表理事・風次さんは、「基本的には関西、神戸圏発のバンドが多く、さらに全国から神戸に来てくれているバンドを中心に選んでいる」「これを機に無名のアーティストものし上がっていってほしいという気持ちもある」とコメントを残しました。
今年は、海外からのアーティストとして、4月3日に大きな震災に見舞われた台湾出身のバンドの参加も予定。こちらは、風次さんが直接対面で出演をお願いしたそうです。
一般チケットは、ローソンチケットにて抽選での受付。スマートフォンのみの受付となっており、申し込みは4月15日(月)午後11時59分まで。一般チケットのほかに日帰り温泉付チケットもあり、詳細は公式ホームページで確認することができます。
風次さんは、「雨は降らないと思って、屋根はつけていません。でも、みなさんがグッズを買って応援してくれたら来年は屋根がつくかもしれません」とコメント。さらに、「ステージに立つ演者だけでなく、見てる側の皆も運営。皆でカミコベを作っていこう」と呼びかけました。
※ラジオ関西『Clip 火曜日』2024年4月9日放送回より