シンガーソングライターの近藤夏子さんとラジオDJのタケモトコウジさんが担当する番組で、「ワイルドなエピソード」を募集しました。
はじめに紹介したのは、「真夏や熱帯夜の夜には、パジャマの下を履かずにパンツで過ごす」というメッセージ。家の中であれば下着で過ごすことはそこまでめずらしいことではないように思いますが、なんとこのリスナーは、起床後下着姿のままで新聞を取りに外に行くこともあるのだとか。
リスナーいわく、「大体は誰にも会わずにすみますが、一度、川を挟んだお向かいの家の人が出てきたときは、あえてあわてず堂々と振る舞ったので逆に気づかれませんでした」とのこと。下着姿をはっきり見られたわけではないですが、ハラハラするシチュエーションをワイルドに乗りきったようです。
あるリスナーは、30代のとき、上司に「もう帰れ!」と怒鳴られたため素直に帰宅したことがあるそう。ところが、帰宅してから数分後に上司からの「本当に帰るなんてふざけるな!」という電話が。それでも意地を貫き、そのまま帰宅したそうなのですが、次の日に出勤するとなぜか上司が謝ってきたといいます。
2度にわたって怒鳴られる経験をしたリスナーですが、実はこれが初めての経験ではないとのこと。メッセージには「学生のころにも何度も同じことをしていた。30代になってもするって、ワイルドでしょ?」と、何度も繰り返していることが暴露されていました。
この話に賛同した近藤さんは「私も『帰れ!』と言われたら帰る」とコメントし、学生のころ同じように帰宅したことがあることを明かしました。「私も、次の日学校に行くと先生に『ごめんな』と言われたから、『ええで』と返しました」と、なんとも強気なエピソードが飛び出しました。
一方のタケモトさんは、「(私は『帰れ』と言われても)帰らない。そんなことをして仕事が来なくなったら嫌やもん」と、近藤さんとは真逆の対応をすると話しました。
なかには、母親の若いころのエピソードを教えてくれた人も。当時高校生だった母親が電車で出かけた際、停車中にみんなの分の駅弁を購入していたそう。たくさんの駅弁を抱えた状態で車両に戻ろうとしたところ、電車が目の前で発車。すると、母親は電車の窓から飛び乗るというなんともワイルドな行動に出たといいます。
いまから30年以上前の出来事だそうで、当時はまだエアコンのついている電車は珍しく、窓は開いていることがほとんど。そのため母親は、とっさに友人の膝にめがけて飛び込んだのです。
「飛び散る弁当、総立ちになる車内……。たぶん、駅のホームにいた人たちもビックリしたことでしょう。いまの時代なら電車が緊急停止することになり、ダイヤが乱れて大変な事態となるでしょうが、当時は止まることなくそのまま走っていったらしいです。一歩間違えば大事故なので絶対にダメな行為だと思いますが、あまりのワイルドエピソードに、聞いた私も驚きました」
ほかにも、リスナーのワイルドなエピソードが多数寄せられました。
「私がワイルドだと思う瞬間は、60分時間制限のしゃぶしゃぶ食べ放題で豚しゃぶに食らいついているときです。そのときは一心不乱状態です」
「友人が開いたお店へお邪魔したときに初対面の女の子2人と仲良くなり、シャンパン1本を開けてみんなで飲みきった分を全額払ったことです! 初任給が入った直後だったので気分が上がっていたんでしょうね。いまではそんなことはできません(笑)」
※ラジオ関西『Clip月曜日』2024年4月8日放送回より