今秋の佐賀・国民スポーツ大会 馬術の開催地は兵庫・三木 6月にリハ大会も 会場に選ばれた理由 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

今秋の佐賀・国民スポーツ大会 馬術の開催地は兵庫・三木 6月にリハ大会も 会場に選ばれた理由

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 国民体育大会=国体が、「国民スポーツ大会」=国スポとなる今年。新たな名称での初開催は佐賀県で行われます(愛称「SAGA2024」)。そのなかで、馬術競技については、県外の兵庫県三木市が会場に選ばれました。10月9日(水)~13日(日)の本大会を前に、そのリハーサル大会が6月1日(土)と2日(日)に予定されています。

「SAGA2024 国スポ」では、4競技が県外開催となりますが、そのうち馬術の舞台となるのは、兵庫県三木市の三木ホースランドパークです。

 広大な敷地を有し、日本でもトップクラスの馬術場といわれ、日頃から全日本クラスの大会が開催されている、三木ホースランドパーク。国スポ本大会の馬術では、全国から最大180頭の競技馬が集結するため、馬たちのケアを入念に行える設備や職員の技術を持つことも、同パークが会場に選ばれた理由の1つです。

★担当者に聞いた馬術の魅力 「生」だからこそわかる迫力と美しさ、そして音…

 馬術には、高さや幅、形状の異なる障害物をミスなく飛び越える「障害飛越(しょうがいひえつ)競技」と、定められた歩き方で様々な運動を演じ優美さを競う「馬場馬術(ばばばじゅつ)競技」があります。

 人馬一体となる芸術性の高さから「馬のフィギュアスケート」とも呼ばれる馬術競技を、ぜひ生で見てほしいと語るのは、「SAGA2024 国スポ」で同競技の運営を担当する上野さんと杉本さん。

「美しさ、迫力、蹄(ひずめ)の音や馬の鼻息は、生で見るからこそ体感できる。鍛え上げられた競技馬が140センチもある障害を飛び越える姿は圧巻」と、その醍醐味を語ります。

佐賀県SAGA2024・SSP推進局SAGA2024競技運営チームSAGA2024馬術競技会オフィスの上野主査と杉本オフィスマネージャー
佐賀県SAGA2024・SSP推進局SAGA2024競技運営チームSAGA2024馬術競技会オフィスの上野主査と杉本オフィスマネージャー

 6月のリハーサル大会では、10月の本大会と同じく、放送席からの解説も入るなど、ルールがわからないという初心者でも観戦を楽しめます。入場は無料です。

 関西では唯一の「SAGA2024 国スポ」競技開催地となる、三木ホースランドパーク。馬術競技を通して、国スポを盛り上げていきたいものです。なお、競技情報や「Sagantier」(サガンティア=大会ボランティア)など、同大会の概要については、「SAGA2024 国スポ」公式ホームページに掲載されています。

★子どもも楽しめるワークショップ開催

 さらに、6月のリハーサル大会では、馬の毛を使った手作りストラップのワークショップも行われます。欧米では馬の毛が幸運を呼び寄せるといわれ縁起物として大切にされているそう。今回の「幸せを運ぶ!オリジナル馬の毛ストラップワークショップ」では、馬の毛に糸を巻き付けたりビーズを付けたりしてストラップづくりの体験が可能。対象は6歳以上で、こちらも参加無料です。(※「SAGA2024 国スポ」公式ホームページから要申し込み、先着順)

(取材・文=吉良奈菜子)

「SAGA2024」馬術競技HP

◆三木ホースランドパーク
公式HP
公式「X」

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