多種多様ないきものをアフリカンワイヤー&ビーズアートで表現 「ZUVALANGA」作品展 宝塚で | ラジトピ ラジオ関西トピックス

多種多様ないきものをアフリカンワイヤー&ビーズアートで表現 「ZUVALANGA」作品展 宝塚で

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 南アフリカのビーズアート文化から発展したワイヤー&ビーズアートを手掛け、関西を拠点に活動する日本人アーティスト・ZUVALANGA(ズワランガ)の作品を集めた展覧会「ZUVALANGA African Wire & Beads Art-ビーズのいきものと出会いの風景-」が、宝塚市立文化芸術センターで開催される。2024年5月16日(木)~26日(日)まで。

ZUVALANGA「トッケイヤモリ」
ZUVALANGA「トッケイヤモリ」 大きさは約35センチ 画像提供:宝塚市立文化芸術センター

 ZUVALANGAは、2011年から14年まで南アフリカに滞在し、そこで出会った個性豊かなアーティストたちと交流を重ね、アフリカンワイヤー&ビーズアートを学んだ。2015年に帰国し、現在は関西を拠点に、現地のアーティストとの交流を続けながら活動を行っている。

ZUVALANGA「アフリカゾウ」
ZUVALANGA「アフリカゾウ」 画像提供:宝塚市立文化芸術センター

 作品のモチーフとなっているのは、主に「いきもの」。現地で実際に目にした姿をワイヤー&ビーズアートで魅力的に表現している。同センターのショップではZUVALANGAの作品を扱ってきたが、同センターでの個展の開催は初めてとなる。これに合わせ大型作品「ハゲワシ」も制作された。翼を広げると約3メートルにもなり、地面に舞い降りる瞬間をとらえた迫力満点の作品になるという。

ZUVALANGA「レインボーライノ」
ZUVALANGA「レインボーライノ」 頭からしっぽまで約60センチある 画像提供:宝塚市立文化芸術センター

 そしてZUVALANGAの作品とともに、自身の原点となった現地のアーティストの個性あふれる作品も併せて紹介する。

 宝塚市立文化芸術センターの山口由香キュレーターは「キラキラ輝くビーズの色合わせの妙。ワイヤーに見る手わざの美しさ。そしてモチーフとなった南アフリカのいきものの生命力あふれる姿を楽しんでほしい」と話す。

ZUVALANGA「ワオキツネザル」
ZUVALANGA「ワオキツネザル」 画像提供:宝塚市立文化芸術センター

◆ZUVALANGA African Wire & Beads Art -ビーズのいきものと出会いの風景-
会期 2024年5月16日(木)~5月26日(日)
会場 宝塚市立文化芸術センター 1階キューブホール (宝塚市武庫川町7-64)
休館日 毎週水曜日
観覧料 無料
※5月18日(土)14時からZUVALANGAによるギャラリートークも開催予定

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