じっとしていて、急に立ち上がったときに「ポキッ!」と鳴る関節。時には首や肩を故意にひねったり、片方の手で力を加えて指を1本1本「ポキポキッ!」と鳴らしてみたり。
「指が太くなるからあんまり鳴らしたらあかんで!」「関節に良くないで!」といわれますが、私も結構好きなんですよね。なんか、「ポキッ!」とすることで、溜まっていた“淀み”みたいなもんが解放されてスッキリして、ストレス発散みたいな感じがして。なので、時間が空いたらついつい「ポキポキッ!」とやってしまいます。
ふと思ったんですが、人間はいたるところがポキポキ鳴ったりするんやけど、動物たちはどうなんやろか?
フラミンゴなんて、長いこと足を「ピン!」と立ててるから、急に歩きだしたら「ポキ!」とか鳴るんちゃうか?
はたまた、身体の大きな動物やったら、おっきな音で「ポキッ!」と鳴るんとちゃうやろか?
そんな疑問が浮かんできましたので、神戸市立王子動物園の飼育展示係長で獣医師の谷口祥介さんに連絡をしてみたところ、「わかりました」と動物園の飼育員さん総出で音が鳴っているかどうかを聞いてきてくれました。
その結果は……。
キリンは、歩きだしたときに「ポキ!」と鳴ったそう。