バンド好き芸人である吉本興業のお笑いコンビ・はるかぜに告ぐのとんずが、コンビでパーソナリティーを務めるラジオ番組に、ロックバンド「からあげ弁当」のボーカルが出演。一風変わったバンド名の由来も含めて、さまざまなトークを繰り広げた。
2021年に結成されたギターロックバンド「からあげ弁当」は、焼きそば(ボーカル、ギター)、春貴(ベース)、こーたろー(ドラム)の3人で構成され、今月には新メンバーも加入予定だ。
同グループの活動は、「力を合わせて営む移動式お弁当屋で、開店より関西エリアを中心とした出店を行っている」という設定。コンセプトとは裏腹に楽曲はストレートなギターロックで、コミックバンドというわけではないそうだ。
「からあげ弁当」という名前で活動しているが、メンバーの誰かが弁当屋をやっているわけではないという。由来について尋ねられた焼きそばは、「どこでも同じように聞かれるけど、バンド名の由来はノリと勢い」と、深い意味はないことをきっぱり言いきった。
メンバーのうち一人だけ食べ物の名前で活動していることについては、「メンバー全員が食べ物(の名前)だと“くどい”かなと思って。けっこう真面目に話し合いをしてこうなった」とコメント。さらに、「特に理由はないが、飽きるまではバンド名に合わせてみたこの名前を使う」とも語った。
そんな焼きそばの1番好きな食べ物は、まさかの「寿司」だという。ちなみに、好きなお弁当のおかずは「ポテトサラダ」だそうで、どこまでいっても「からあげ」には引っかからずだった。
同バンドの楽曲は爽快なギターロックが多く、配信中のEP『最高更新』の1曲目を飾る『22』もさわやかな曲調。焼きそばいわく、「22歳は、大学生なら最後の年。皆で遊び散らかすみたいな、そんな生き方を忘れんといてほしいという思いをこめた」曲とのこと。