お笑いコンビ・はるかぜに告ぐがパーソナリティーを務めるラジオ番組で、リスナーから“持論”を募集。自分だけのこだわりや信条、心の叫びまで、さまざまな意見が寄せられた。
6月18日放送回のはじめに紹介されたのは「お母さん自分が寝る前に『お母さんもう寝るけど』というけど、特に意味はなくてクセになってるだけ」というもの。
「はるかぜに告ぐ」一色といろが、「これは、早く寝なさいという意味では?」と言えば、相方のとんずは「わかる、寝る前のお母さんってなんでちょっと怒ってるんやろなあ?」と、実感を込めてコメント。
続いて紹介されたのは、「食べ物の好き嫌いが多い人、人間関係のトラブルを起こしがち」というもの。このリスナーによると、食べ物の好き嫌いが多い人は他人に対しても見る目が厳しいという。逆に、なんでも食べる人は適応能力が高く、物事を適度に流せるため他人とも揉めづらいと考えているそうだ。
この意見については、番組パーソナリティー陣が「身の回りには当てはまる人はいない! 優しくてふわっとした雰囲気の人の方が好き嫌いが多いこともよくある!」と反論する場面も。
また、「早寝早起きの“メンヘラ”はいない」という持論も紹介された。このリスナーによると、早寝早起きを徹底している人につまらないことを考える暇はなく、深夜2時過ぎに就寝する人はだいたい病んでいる、と感じているそう。さらに、「朝になったら消す」という病み投稿をアップする人はいても、「夜になったら消す」は見たことがない、と持論を補強した。
しかし、「はるかぜに告ぐ」とんずは、早い時間の朝の光を見ると泣きそうになるといい、その明るさにつらい気持ちになるそうだ。一方、といろは「それはいつも早寝早起きをしていないから。早起きを習慣にしていかなあかん」とたしなめた。ちなみに、このおたよりは「だから、今日からは早く寝ます!」と自戒を込めて締められていた。
ほかに、「『正直言うと』に続く言葉は、正直に言わない方がいい」という持論も。このリスナーによると、「正直に言うと」に続く言葉を発したのちに場の雰囲気がよくなることはなく、この言葉を挟むことによって、自分にも相手にも嘘をつくことになるという。
ただし、番組では「この言葉を使うことで、その場を掌握できるのでは?」という意見も出ていた。時と場合によっては、注目を集めて有利な立場につくことができるキラーワードにもなりそうだ。
今回、番組の心に一番深く刺さった“ベスト持論”に選ばれたのは、「早寝早起きの“メンヘラ”はいない」。この持論を胸に、心身ともに健康に過ごそうと話し合われた。
※ラジオ関西『Clip火曜日』2024年6月18日放送回より