やらなければならないことがあるのに、ついつい後回しにしてしまうことはありませんか？ シンガーソングライターの近藤夏子さんとラジオDJのタケモトコウジさんが担当するラジオ番組で、「ついつい後回しにしてしまうこと」についてメッセージを募集しました。
「後回しにしてしまうことがしょっちゅうある」という近藤さん。特に共感したのが、リスナーからの「除湿機の水が満タンになってランプがピコピコ点滅しています。『後でいいや』が何日か続いております」というメール。
このメールに、「分かる！ ただ水を捨てるだけなのに、なぜか後回しにしちゃう」と大きく賛同。「除湿機に溜まった水は捨てなくても特に支障がないから、『まあいっか』という気持ちになるよね」と、自身にとっても“あるある”であることを話しました。
優先度の低い事柄はどうしても後回しにしてしまいがちですが、近藤さんによると、洗濯物も後回しにしてしまうことが多いのだとか。洗濯機を回すところまでは問題なくできるのに、そのあとの干す作業が億劫（おっくう）になるそうで、洗濯が終わっても「（洗濯物が）下手したら何時間も洗濯機の中に入っていることがある」ことを明かしました。
これに対して、タケモトさんは「気持ちは分からなくもない」と同意を示しつつ、「服にとっても、衛生面としても良くないのでは？」と諭しました。
あるリスナーからは、「子どものころから使っていたソファがボロボロになってしまったので捨てたいのですが、思い出が詰まった愛着のあるソファだし、ゴミ回収業者さんを予約したり、朝早く起きて大きなソファを運び出したりするのも大変で、つい後回しにしています」というメールが寄せられました。
ほかにも、「妻に『物が多いから捨てるように！』と言われているのになかなか断捨離が進まず、後回しにしている」など、“捨てること”を後回しにしている人は多いようです。
このメールに対して、タケモトさんも「趣味で集めたものがなかなか捨てられない」と共感。特に、ライブに行った際に購入したTシャツやタオルなどのグッズが大量にあるそうで、「何年も前のライブTシャツとかがそのままあって、めちゃくちゃ場所をとってるし、普段使わないしで困ってる。整理しようと思っても後回しにしちゃってるな〜」と話しました。
一方の近藤さんは、物を捨てることに関しては「優先的に捨てる！」ときっぱり。過去にも、部屋の家具をほとんど捨てて買いなおしたことがあるそうで、「今まではなんとなく家具を買って使っていたけど、あるときに『自分の好きなものだけを部屋に置きたい』と思って、思いきって全部買いかえました。自分の好きなものしか置きたくないので、いらなくなったものは即捨てます！」と、断捨離だけは後回しにしないと断言しました。
ライブグッズに関しても、「そもそもあまり買わないけれど、そのライブが終わって少し経ったら捨てているし、残しておかない。ライブのときがピークだから」と、あっさり捨てるとコメント。話を聞いていたタケモトさんは、思わず「グッズを出す立場の人やのに!?」とツッコみました。
ほかにも、「見逃し配信のドラマやアニメを見るのを後回しにしてしまい、結局見れなくなってしまう」「洗車をしなければと思いつつ、『明日は雨だから、まあいっか』とついつい後回しにしてしまう」など、誰もが共感できる“あるある”エピソードが多数寄せられました。
※ラジオ関西『Clip月曜日』より
