子ども達は夏休み本番のこの時期。『夏の究極の選択』として、「夏休みが増える」か「宿題が減る」かどちらが良いと思う人の方が多いのだろうか。このほど、お笑い芸人・はるかぜに告ぐがパーソナリティをつとめるラジオ番組で、放送中にXを通じてアンケートを実施したところ、回答の割合に7:3の大差がつく結果となった。
はるかぜに告ぐメンバーの意見は、一色といろが「夏休みが増える」、とんずは「宿題が減る」で分かれた。といろは「宿題なんて答えうつせばいいやん」と“ダメな大人”の模範解答を口にし、宿題の量は関係ないという考えだ。一方のとんずは宿題をとにかく減らしたいらしく、「写すのすら面倒。やらなかった」と、といろの考えを上回るダメさを露呈。「夏休み増えたら暇やん」とも話し、夏休みの長さよりも嫌なことをする時間を減らしたい様子だった。
アンケート結果は番組の最後に発表ということで、番組は夏休みをどう過ごしていたかという話に。といろは学生時代、「夏期講習みたいな、追加の習い事をずっとしていた。毎日6時間くらいの習い事を5日間続けるみたいな感じ」だったそうで、心身ともあまり休まらない夏休みを過ごしていたようだ。
夏休みの風物詩の一つである「ラジオ体操」は、といろは行くことはなかったそうで、とんずはラジオ体操が終わると竹とんぼをとばして遊んだ思い出があるのだとか。ただし、「6時半に起きるのはあまりに早いので、ほとんど行けなかった」らしい。とんずの妹は積極的に通っていたらしく、妹が高校生の時にはなんとお手本として発表する側になっていて「ラジオ体操マスターに成り上がってました」とのことだった。
さらにとんずの口からは「夏休みの宿題をばれないように何ページがちぎっていた」と、またしても子どもに真似させてはいけない発言が飛び出し、本当に宿題が嫌いだった様子がうかがえた。
そして気になるアンケートの結果は……3時間の生放送中に570人から回答があり、「夏休みが増える」が68%で「宿題が減る」の32%を大きく上回る結果となった。とんずは「みんなあの宿題という恐怖を忘れているよ」と不満げだが、といろに「でも夏休みが増えたら宿題する時間も増えるわけやし」となだめられていた。
「宿題が減る」を選択した人も全体の3分の1ほどいることから、とんずと同じように、とにかく宿題をやる時間が嫌な人も確実にいるのだろう。夏休みという特別な時間を少しでも長く味わいたい気持ちは、どちらも同じなのかもしれない。
※ラジオ関西『Clip 火曜日』2024年7月9日放送回より