ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとインスタグラマーのウラリエが、ラジオ番組『Clip』金曜日(ラジオ関西)で、「これまでについた大ウソ」をテーマに、リスナーからのメールを交えて語り合った。
「サマンサ・アナンサという姿で20年間ずっと女装をしていること自体がそもそも大ウソ」と話すサマンサ。一方、人につかれたウソとして、「幸せにする」と言われたことがあったと回顧。その言葉を信じていたものの、別の人と結婚して今は幸せに暮らしているようで、「ただの大ウソつきだった」と嘆いた。
ウラリエは、ウソについて思い当たることがないと言うものの、サマンサから運転免許の期限が切れていて免許を取り直していることを暴露された。「リスナーに向けてドライブを楽しんでいる優雅な生活の雰囲気を出していたけど、実は助手席にしか乗れていない。大ウソつきよね」と言われると、ウラリエは笑いながらウソつきであることを認めていた。
リスナーからは、「僕がついた大ウソはデビュー前のグレイと共演したことことがあるというものです」というメールが届いた。ただし、これが全くのウソではないそうで、共演したのは「GLAY」ではなく「GRAY」というバンド。メールには「当然、周りはあのGLAYだと思う訳で、『すごーい!』なんて言われて、なんか少しいい気になっていました。今思うと顔から火が出そうです」とつづられていた。
このメールに対し、「実はバンドしていたというのもウソで、ロン毛でヘアバンドをしていただけちゃうか」とサマンサが言うと、「どこまでかウソかわからなくなってきた……」とウラリエは反応していた。
別のリスナーからは、学生時代の野球部でのエピソードが届いた。寝坊をしてしまって練習に1時間以上遅れたことがあり、キャプテンから「おまえ、何やっとんねん、なんで遅刻したんや!」と激怒されたのだそう。そこでとっさに「途中で田んぼに落ちて、ユニフォームが泥だらけになりまして……。なので家に帰って着替えて来ました」と苦し紛れのウソをついたところ、キャプテンは大笑い。「お前、田んぼに落ちたかっ! どんくさ過ぎるやろっ! もうええわ、行け」と言われて許してもらえたという。
この話に、「優しいキャプテンでよかった」とウラリエが言うと、サマンサは「笑いに変えられたのは才能」とリスナーを褒めていた。
匿名のリスナーからは、「私の秘密は夫と出会う前に付き合っていた人がいたということです」というメールが。今まで周りには夫としか付き合ったことがないと言っていたそうだが、実は周りには内緒で付き合っていた人がいたという。「今週の一番の大ウソつきはこのリスナーさん」とサマンサが言うと、ウラリエも深くうなずいていた。
そのほか、「会社をずる休みして推しのファンミーティングに行きました」というものから、「中学のときに好きな人と映画に行くとき、両親には図書館に行くとウソをつきました」というかわいいウソも寄せられた。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip』金曜日より
(2024年7月19日放送回)