神戸出身の阿部一二三選手が、2024年パリ五輪柔道男子66キロ級で金メダルを獲得、2021年の東京に続きオリンピック連覇という偉業を達成した。
神戸市須磨区の20代の女性は、巨大壁画のある水道筋商店街(神戸市灘区)で、「(詩選手が敗れた後)一二三選手の『すぐに抱きしめてあげたかった』という、妹思いのコメントが、何とも言えないですね。金メダルをとった選手の、連覇へのプレッシャーは、とても想像できません。同世代の詩選手、元気に帰国できるといいなあ」と話した。
同中央区の50代女性は「2人は神戸の宝。詩選手は(両肩の)手術後半年間、畳の上に立てなかったと聞いて、さぞかし辛かっただろうと思います。これから先は長いのだから、気持ちをリセットして頑張ってほしいです」とエールを送った。
久元喜造・神戸市長も2人にメッセージを寄せた。「神戸市兵庫区出身で、神戸の地で成長された阿部一二三選手が、連覇を果たされた姿に大きな感動を覚えました。オリンピックでの勇姿は、私たち神戸市民の大きな誇りです。今後も更なる高みを目指し、柔道界をリードしていかれますことを心から願っております。そして阿部詩選手には、パリの皆さんのように、私たち神戸市民からもウタコールをお送りしたいと思います」とコメントした。