【神戸市】「KOBEクールオアシス」の活用で熱中症を予防 暑さをしのぐ休息所が街中に増加中! | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【神戸市】「KOBEクールオアシス」の活用で熱中症を予防 暑さをしのぐ休息所が街中に増加中!

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 毎日猛暑が続くなか、神戸市は、暑さをしのげる一時的な休息所を街に設ける取り組み「KOBEクールオアシス」を実施しています。

「KOBEクールオアシス」

「KOBEクールオアシス」は、近年の猛暑をうけて今年6月から始まった取り組みで、9月30日(月)までの期間で実施中。神戸市内のコンビニやドラッグストア、ショッピングモール、携帯電話ショップなどに一時的な休息所が設置されています。

 7月末時点で、連携店舗は584店舗にまで拡大。「店舗に入るのだから何か買わないといけないのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、その必要はありません。15分を目安に、いつでも気軽に利用することが可能です。

 連携店舗の目印は、円形のステッカーやポスター。公式ホームページ内に掲載されている「クールオアシスマップ」から確認ができます。さらに、外出時にスマートフォンで調べられるようにGPSにも対応しており、現在地近くの店舗を知ることができます。「KOBEクールオアシス マップ」で検索ください。

 暑さから身を守るには、「KOBEクールオアシス」の利用とともに熱中症の予防が必要です。体を冷やすことや水分補給のほかに、環境省の公式LINEアカウントに友だち登録することで、熱中症アラートの発表や、暑さ指数の情報を受け取れます。たとえば、神戸市にお住まいの場合、市内だけでなく兵庫県内のほかの地点での暑さ指数を知ることができます。

「暑さ指数」とは、人間の熱バランスに影響の大きい「気温」「湿度」「輻射熱(ふくしゃねつ)」の3つを取り入れた指標。湿度の高い場所では汗が蒸発しづらくなるために体から熱を放出する能力が減少してしまうことから、じつは、気温よりも湿度の影響が非常に大きいといわれています。そのため、熱中症の危険度を判断する情報として、これらの要素を取り入れた指標が提供されています。

暑さ指数

「KOBEクールオアシス」担当の神戸市環境局脱炭素推進課・橋本健二郎さんは、「こんなにたくさんの民間店舗が協力してくれると思わなかった!」と喜びを噛みしめます。

 同取り組みでは、引き続き参加店舗を募集中。コンセプトに賛同した店舗であれば、神戸市のホームページから簡単に申し込むことができます。

 まだまだ暑い日が続きますので、「KOBEクールオアシス」や暑さ指数などの情報を活用し、熱中症から身を守りましょう。

※ラジオ関西『サンデー神戸』より

神戸市環境局脱炭素推進課の係長・橋本健二郎さん(写真右)、『サンデー神戸』パーソナリティーのクマガイタツロウ(同左)
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