ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとインスタグラマーのウラリエが金曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-金午後1時~)で、「なくてはならないもの」をテーマにメール募集を行った。
リスナーから寄せられたのは、「ハンカチ」という意見。このリスナーによると、幼稚園児のときにハンカチを忘れ、上着で手を拭いたところを先生に見つかったのだそう。その際、先生にネチネチと怒られたことがトラウマになり、翌日からスペアのハンカチをカバンに入れるようになって55年が経過したという。
メールでは、「トイレで用を足したあとに手を洗わない男性が多いこと」についても指摘。「(男性が用を足してから)真っ先にするのは、髪型を直すこと。そしてそのままトイレを出て、彼女や奥さんらしき女性と手をつなぐのはどうなのか」とつづられており、サマンサとウラリエも、これは根が深い問題だと言わんばかりにうなずいていた。
なくてはならないものについて尋ねられたサマンサは、「女装」と即答。一方のウラリエは「スマホの電波と電池が欠かせない」ようだ。スマホはカバンに入れず、常に片手に持っているウラリエにとって、スマホが使えない状態は落ち着かないのだという。
続いて、リスナーからは「『ちいかわ』に出てくるキャラクター・ハチワレの大きなぬいぐるみを抱っこしないと寝れません」というメールが寄せられた。もちもちした素材のぬいぐるみは抱き心地が最高だそうで、「アラフォーですが、ぬいぐるみ大好きです」とつづられていた。
このメッセージに対し、サマンサは「かわいい」と反応しつつ、自身は枕が変わると眠れないことを明かした。「そばがらの枕が1番使いやすく、海外のクッション性の高い枕は苦手」だという。
なかには、「必ずバッグに入れておくものはないですが、“今日に限ってポイントカードを忘れた”と悔しい思いをすることが多い」という人も。スマホアプリでポイントを付けられる店も増えているが、スマホの動きが悪く「ポイントはいいです」と断ってしまうこともあるのだそう。
ちなみに、サマンサは数多くのポイントを貯めており、ワンちゃんのトリミングのポイントカードも持っているそう。「貯まったら値引きとかあるんですか?」というウラリエからの質問に、「貯まったことがない」と返答していた。
ほかには、「一味唐辛子」という意見もあれば、「ポジティブな考え方」という形のないものをあげるリスナーもおり、十人十色の意見が寄せられた。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip金曜日』2024年8月16日放送回より