タレントでドラァグクイーンのサマンサ・アナンサが、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、ドラァグクイーンの活動とラジオについて語った。
番組パートナーでインスタグラマーのウラリエから、以前、新聞で取り上げられた記事について尋ねられたサマンサ。記事には、ドラァグクイーンの活動に際し、会社に迷惑がかかるからと退職したことが掲載されていた。
「ドラァグクイーンがひとつの職業として確立してきたのは、マツコ・デラックス、ミッツ・マングローブ、ナジャ・グランディーバなどの活躍からではないか」と、サマンサは語る。
別の仕事をしながらドラァグクイーンをしている人は多く、普段は社会人としての生活を送りながら、週末や夜などにドラァグクイーンとして活動しているパターンが多いという。なかには、飲食店などを経営しながら週末にドラァグクイーンをしている人もいるそう。
サマンサ自身も、「ドラァグクイーン1本だけで食べていけるのか?」という質問を投げかけられることは多いのだとか。
そもそも、アンダーグラウンドなカルチャーであり、クラブシーンやイベントでの活動が多いドラァグクイーン。職業としてだけでなく趣味としての活動もあり、その活動は幅広く多岐にわたるのだろう。
近頃、そんなドラァグクイーンのラジオ番組出演が増えているようだ。関西では、ナジャ・グランディーバの活躍をはじめ、多くのドラァグクイーンがラジオで巧みなおしゃべりを披露している。
実際、サマンサも同番組以外でもパーソナリティーを担当している。この状況に対し、サマンサは「関西のラジオ大丈夫?」と笑いまじりにコメントした。
※ラジオ関西「Clip金曜日」2024年8月16日放送回より