夏休みも終盤、子どもたちも親も「宿題」の進捗が気になるこの時期。お笑いコンビ・はるかぜに告ぐがパーソナリティを務めるラジオ番組で、リスナーから夏休みの宿題にまつわる“持論”を募集したところ、終わらなかった宿題を提出せず“なかったことにする”驚きの作戦や、「どこまでやった?」への回答にみられがちな傾向など、個性あふれるメッセージが寄せられた。
「お盆の終わりが夏休みの終わり」という持論を寄せたリスナーは、お盆になると宿題がたまっていることに焦り出すという。休みを楽しむ時間も友達と遊ぶ余裕もなくなってしまうのだとか。“夏休みの宿題やらない側”を自称するとんずによると、お盆は思っているよりも夏休みの終わりと近いが、小学生であればそれを忘れることも。お盆の時期に夏休みの宿題をすると決めている児童も多いなか、その時期に家族との予定などが入ることで、全ての学習計画が崩れてしまうケースが多いと語った。
さらに「友達に『夏休みの宿題、どこまでやった?』と聞かれた時、サバを読んで答えがち」との持論も紹介された。このお便りの主によると、夏休みの宿題についての質問に素直にありのままを答える人は少なく、必ず探り合いになってしまうとのこと。とんずの分析によると、少なく申告する場合も多く申告する場合もあるが、その理由は「友達に合わせるため」と「友達にカマしてやりたいから」に分かれるという。
加えて「夏休み中に親から『今日何してた?』と聞かれた時の答え、8割嘘」という持論も。相方の一色といろは「聞かれても、そんなに言うこともないしな〜」と話し、とんずは「まあ、大体寝てるだけやからなあ」とぶっちゃけた。
終わらなかった宿題については「長期戦に持ち込めば先生も忘れてくれる」という猛者の持論が紹介された。このリスナーは、夏休みの宿題を期限までに終わらせたことがないそうで、どれだけ先生に注意されても秋に実施される「運動会まで引っ張ればなかったことにできる」と豪語した。そんな意見にはるかぜに告ぐのとんずは、「これはいい作戦ですね」と感心した様子を見せたが、といろは「1〜2か月経っても宿題を出さない人は、立たされて弁解させられたりしない?」と懐疑的だった。
ちなみにスタジオ内が最も盛り上がったのは、宿題の話題以上に「好きなアニメのほとんどは夏休みに出会う」とする持論だった。何気なく観ていたテレビで始まったアニメやドラマに惹き込まれた経験を持つ人は多いとみられ、「再放送で偶然出会ったアニメが、一生心に残る作品になることもある」とのことだった。
※ラジオ関西『Clip火曜日』より