試験や負けられない試合の前、大きな仕事に向かうときなど、人生の大きな転機となる場面にあわせて行う“ゲン担ぎ”。何気ない日常のなかに、「これをしておくとツイてる気がする」という自分だけのゲン担ぎがある人は多いのではないでしょうか?
シンガーソングライターの近藤夏子さんとラジオDJのタケモトコウジさんが担当するラジオ番組で、「ここぞ! というときや日常でしているゲン担ぎ」についてメッセージを募集しました。
寄せられたメッセージのなかで多かったのは、神社へのお参りなどで神頼みをすること。リスナーのなかには、「大事な日や重要な会議の日には早起きをして近くの神社にお参りに行き、本殿にお参りをしてから、御神木に両手で触れてパワーをわけてもらう」という人がいました。
普段はゲン担ぎをしないという近藤さんも、このメッセージには共感。もともと神様を信じていなかったため神社にお参りすることも滅多になかったのですが、ここ2〜3年はお参りに行くようになったそうで「実際にパワーをもらえていると感じる」とコメント。
リスナーと同様に、「朝早くに起きて氏神様にお参りをしたり、ライブや楽曲のリリース前に音楽の神様にお参りをすることで前向きになれる」ことを明かしました。
あるリスナーが行っているゲン担ぎは、「お菓子のポッキーを食べること」だそう。「ポッキー」を逆から読むと「キッポー(吉報)」となることから、「なにか嫌なことが続いたときなど、悪い運気をリセットさせたいときに吉報が届くようにと、ポッキーを逆さにしてチョコのほうを持って食べる」のだといいます。
「とことんゲンを担ぐ」というリスナーが日常で意識しているのが、「決めごとに迷ったら1番最初に思ったことを選ぶこと」。「スーパーでなにを買うかや、スーツのネクタイの色など、最初に『これかな』と思ったものを選ぶと大概うまくいってます」と、第一印象で物事を決めているそうです。
野球好きのリスナーは、甲子園に応援に行くときに必ずするルーティーンがあるそう。
1)ららぽーとに立ち寄る
2)X(旧:Twitter)とFacebookに当日の座席からの風景を投稿する
3)試合が始まる前に酎ハイを飲む
これらのルーティーンをすることで連勝が続いているため、試合を見に行く際のゲン担ぎとして行っているそうです。
ほかにも、リスナーからはさまざまなエピソードが寄せられました。
「釣りに行くときには、緑色の靴下を履いていくと狙いの魚が釣れる」
「ここ一番の勝負時には、邪気を払うため、お風呂のときに塩と日本酒を入れたお湯につかる」
「一万円札に書かれている番号の末尾が『9z』となっているお札を財布に入れておくと、金運が上がってお金に困らないと聞いて実践している」
ゲン担ぎをするリスナーが多い一方で、「『なるようになる』『なるようにしかならん』と思っているので、これといったゲン担ぎは特にありません!」というリスナーもいました。
吉凶への影響の有無に関わらず、ゲン担ぎをすることで気持ちが落ち着いたり、自信が持てたりと、良い効果はあるはず。「ここぞ!」というときはゲン担ぎで本領発揮してみてはいかがでしょうか?
※ラジオ関西『Clip月曜日』より